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2009年11月12日(木)更新

社長が不在でも・・・

今月の深セン滞在は20日間になります。こんな長い期間会社を留守にするの

は始めてです。

先日、ある人から社長が会社に居ないのもどうかと思うけど・・・と言われま

した。

11月から中国での本格的生産に入り、いよいよ立ち上げ時期が始まりまし

た。特に異国での立ち上げですから思ったように行かないことも日常茶飯事、

もちろん言葉の壁もあります。

そう、いっそのこと、「XXさん、中国立ち上げ任せたよ、よろしく」と言っ

て、誰かに任せても良かったかもしれません。

そうすれば先に述べたように、社長が会社に・・・なんてことは言われずに済

んだのかも知れません。私ごとではありますが3人目の子供もまだ2ヶ月足ら

ずで、正直家庭も犠牲にしていると思います。

しかしながら、私はこちらの立ち上げに全面的に入ることを自ら選びました。

中国進出の言い出しっぺで、決めたのは自分だということもありますが、それ

よりも当社のような小さな町工場にとっては中国進出は一大プロジェクトで

す、それを社長自ら出ずに、誰が出てそして誰が責任を取れるのでしょうか。

特に立ち上げのような大事な時は社長が率先してリスクをとるべきだと私は思

います。当社のような小さな会社の場合、社長始め社員全員で多能工であるべ

きです。そして上手く流れが出来れば、その後はきちんと任せれば良いので

す。要はやり方、任せ方次第だと思います。

だから、いいんです、社長が会社に居なくても。不在でも回る仕組み作りが重

要なのだと思います。そうでなければ、社長は一歩踏み出せなくなります。

当社は今、同時に色々な中核事業が動いている状態です。だからこそ、皆が自

分の立ち位置を確認し、自ら率先して動くことが求められています。それが出

来ると信じているから新たな挑戦を始められるのです。

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