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2009年03月18日(水)更新

「見える化」と「見られる化」

現在、社内で推進していることの一つに「見える化」と「見られる化」を実施していま

す。ご存知の通り、「見える化」は、生産進捗や5Sなど、日常業務の透明性を高くす

るもので、多くの企業さんが既に実践されていることと思います。

当社も、バーコードを使った生産進捗ソフトを導入したり、データ管理を一元化した

り、そこそこ「見える化」が浸透していると思っております。

そして、今回新たに加えられたのが「見られる化」です。

当社は、職人仕事が殆どであり、その仕事風景をOPENにしよう、というアイデアが

随分前から社内で言われていました。その第一人者が製造部のO部長であります

が、経費削減策で機械の引越しを大々的に行ったのをきっかけに、いつもの「ショー

ルーム工場」を更に具体化させてみたわけです。

つまり、職人さんの「見られる化」です。

1Fに、大きな窓がありますので、外から散歩途中、中を覗けるように機械を配置しま

した。彫刻職人見習い中のN君やベテランOさん、そしてタガネ職人のNさんは、毎

日「見られる」わけです。

地域には、モノづくり風景を発信することが出来ますし、内部では、見られることでプ

ライドを持って仕事に望む、その相乗効果を期待しているわけです。

まだまだ「ショールーム工場」は始まったばかりですが、これから段階的に進めて行

き、楽しみながら仕事ができる環境を作っていきたいと思っています。
刻印 刻印機 ショールーム工場1

刻印 刻印機 ショールーム工場2

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刻印、刻印機という特殊な業界で世界を目指し、職人共々と日々全力疾走中!

2009年03月16日(月)更新

今やるべきことへの想い

ブログの更新が少々空いてしまいました。

当社もご他聞に漏れず景気の影響を受けており、一時の生産の忙しさはありませ

ん。然しながら、日常の業務量よりも考えることが多くなり、これまで中々手をつけ

られなかったことや改善、改良などを行っているうちに今までと変わらず慌しく日々

過ごしています。これは当然ながら将来を見据えての行動ですし、改善です。

これは私だけではなく、社員さん全員に今を乗り切るために、ということで伝えていま

す。朝礼ごとに繰返し御話しをさせて頂いておりますので、当然伝わっているはずで

す。いや、伝わっていると思います・・・

時々悩みます。本当にこちらの想いが伝わっているのだろうか?きちんと理解されて

いるのであろうか?

今やらなければ、いつやるの?

今その習慣を身につけておかなければ、いつ身につけられるの?

ということです。もしかすると、今が一番貴重な時間なのかもしれないわけです。

ここでサボっては、生き残れない!それぐらいの覚悟で私は舵取りをしています。

だから毎朝礼毎に、繰返し話すわけです。

誰かがやる、そんな気持ちは絶対に捨てないと、折角のこの時期を台無しにするわ

けです。これは生き残りをかけた会社のためでもあり、そして何と行っても自身の

ためなわけです。自分で会社を作っていくという一人一人の想いが、相乗効果となっ

て良い循環をすると思っています。

さあ、皆さんやるのは今しかありません。

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2009年03月10日(火)更新

ショールーム工場

当社入口に、2つの掲示板があります。

1つは、前回にも御話しした、1日1改善運動掲示板、

そしてもう一つは当社社員さん紹介ボードです。

その中で、今月のMIP大賞(Most Improvement Person)ということで、1ヶ月間

最も適した改善を行った社員さんがトップに掲示されます。先月は熱処理担当のOさ

んでした。

そして一人一人の写真には皆さんが考えた一言が貼り付けられ、それぞれの思いを

感じることが出来ます。

きっかけは、当社にお越し頂いた御取引様が、入口で待っている間に楽しめるもの

が何かあれば、ということからでした。それがこんな形になったわけです。

お客様も、どんな人が製品を作っているのだろうと、知りたいでしょうし、当社の社員

さんも自分の製品にプライドを持って仕事をして頂く為に、自己PRするのもまた良し

ということです。見える化にもなりますし、ショールーム工場を目指す当社にとっては

いいアイデアと思います。なかなか素敵ですよ。

皆さんお立ち寄りの際は、じっくりと眺めて下さいね。

刻印 刻印機 PR写真

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2009年03月09日(月)更新

青島から帰国

今日の夕方、中国から帰ってきました。

香港、深センの後、2日間ほど青島に行き、本日青島から帰ってきたわけです。

ひたちなか市の工場視察団が青島、大連に入ってまして、その視察団に1泊2日で

すが合流させて頂いたわけです。

8日(日)に、ひたちなか市で食品加工を営んでいる株式会社幸田商店さんの青

島干し芋工場を見学させて頂きましたが、勉強になりました。

とかく安全面で中国品は昨年から懸念の声が挙がっていますが、まさにその懸念を

払拭するかのごとく非常に厳重な管理が敷かれ、この品質面がコスト同様、大きな

「売り」になっていることは間違いありません。

中国ならではのマンパワー戦略が、印象に残りました。

やはり当分はこのやり方ですね。

今回の深セン、青島もこれからの方向性を見極めるいい勉強の機会を頂きました。

皆さん有難うございました。

刻印 刻印機 青島
【大きな会議テーブルが印象的な青島の中国のローカル工場】

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2009年03月07日(土)更新

深センから

中国深センに来ています。

香港では会社設立業務や銀行口座開設を行い、深センではテクノセンターさんとの

打合せや、テナント企業さんとの打合せなどをここ数日間行っています。

その間に一橋大学大学院教授、関先生の調査団にも2日間ほど合流させて頂きま

した。今回も大先輩I社長を始め、プレス加工のH社長、島根県立大学の松永先

生、一橋大学の山藤さんを始めとした調査団の皆さん、大変お世話になりました。

話を聞いていると、確かにどの企業さんも減産や帰休などで大変です。中国の日系

企業さんも決していい状態ではなさそうです。でも中には2月頃から戻ってきたという

話も聞きました。また、中国の政策などの影響から、将来外資系企業の中国での生

産方法も大きく変えないといけないかもしれない、など決して今後も平坦な道ではな

さそうです。でもどの方々も明るく、私自身皆さんからEnergyを頂きました。

本当に今が変革の時期です。

この流れに乗るかどうか、自分のぶれない信念を持ちながら、流されずに進み続け

ることが重要です。さあ、歩き続けましょう!

刻印 刻印機 深セン
【左から一橋大学関先生、同、山藤さん、島根大学松永先生、共栄精工山中さん】

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