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2009年03月31日(火)更新

経営革新計画

本日、東京都産業労働局から、東京都知事名にて経営革新計画の承認通知が

届きました。

当社の経営計画が承認され、対政府系金融機関などから融資で優遇される権利

を獲得した、というものであります。

しかし、当社は別段真新しい突飛な構想や計画を考えたということではなく、普段か

ら考えていたことや、数年後こう在りたいという目標を、より具体化しまとめただけ

で、斬新なものは何一つありません。

実際、取り組むと分かりますが、自分の考えや会社のあるべき姿をより深耕するい

い機会を与えられるわけで、つまり承認される為の作業ではなく、今後の目標を

時系列的に、数字を意識しながら考えるいいきっかけとなるわけです。

結果承認されれば尚良し、社内での活気付けに有効利用すればいいわけで、

「こんなことを考えていますよ」という、都や県庁御墨付きの計画を社内に伝えること

ができまると思います。

そんなこんなで、まだ挑戦さえていない皆様、この機会に経営革新計画どうですか?

問合せ:中小企業庁 経営サポート「経営革新支援」

刻印 刻印機 経営革新

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刻印、刻印機という特殊な業界で世界を目指し、職人共々と日々全力疾走中!

2009年03月30日(月)更新

香港からのお客様

以前、本ブログでも紹介させて頂きました香港在中の大先輩I社長さんが、本日

当社にお越しになりました。

今回は、現地社員さん4名を引き連れて日本に来られたのですが、午前は当社に、

午後は同じ墨田の金属加工森川製作所さんを見学されました。

それにしてもいつ御目に懸かっても元気で、御年68歳には見えない躍動感と前向

き志向で、勉強させられること大です。

墨田には金属加工の実地見学を目的とした来訪であったのですが、

今後は中国でも「短納期」且つ「多品種小ロット生産に入らなければ残れない」とのこ

と、私たちのような町工場レベルでの生産方法も視野に入れて更なるグローバル化

を目指すという御考えです。すごいですね。

今後中国との付き合い方は、当然ながらライバルでは無く、共存を考えなければい

けません。これまで中国の生産方式は大量生産が主でしたから、当然ながら価格面

では負けてしまいます。それは数の勝負ですから、逆に多品種少量であれば、わざ

わざ中国に発注することも無いと考えられていたわけです。

しかしながら少しずつ状況は変わり始めているかもしれません。

中国でも多品種少量で生産していこう、小回りを効かせていこう、という動きがあるわ

けです。実際に発注側がそのルートを知らない、若しくは試していないだけで、現実

には可能になりつつあるわけです。

日本のモノづくり、特に私たちのような町工場では常にその先を見据えていなければ

いけないわけで、これは私たちの課せられた宿命ですね。

刻印 刻印機 モリテックス御一行様

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2009年03月25日(水)更新

ひたち市の関チルドレン

本日は、茨城県日立市の若手経営者塾 「ひたち立志塾第2期閉講式」 に参加さ

せて頂きました。日立地区産業支援センターのKさんに御計らい頂き、昨年に続き、

2年続けての参加となりまして、冒頭我ら関先生の御講和1時間、そして2期生7名の

プレゼンテーション3.5時間、総時間4時間半に渡る熱い御話しをたっぷりと拝聴

させて頂きました。

刻印 刻印機 立志塾1

今年の主テーマは、「リーダーシップとコミュニケーション」ということで1年間のカリ

キュラムを本日終了されたわけですが、皆さんレベルが高いです。

それぞれの目的を明確とし、自社をどのような方向に持っていきたいのか、業種は

夫々異なりますが、はっきり、くっきり先が見えているわけです。

皆さん何かしらの動機があって立志塾に入られたわけですが、その目的以上の成果

を上げられたのではないでしょうか。

コメンテーターとして私もお呼ばれしたのですが・・・逆に勉強させて頂きました。

有難うございました!

またOB、OGの方の率直の質問や意見も場を盛上げ、なかなか立志塾は2期と言え

どもかなり完成度の高い集団だと思います。

そういう雰囲気作りを、行政の方を始め、全員で作り上げているのだと理解できま

す。それにしても、全国に散らばる関チルドレンたちは、今後の日本を支える夫々

地域の中心メンバーになるのではと、実感せずには要られません・・・

刻印 刻印機 立志塾2

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2009年03月24日(火)更新

革新的な開発とは・・・

ある新聞に掲載されていたのですが、半導体研究用の描画装置メーカーさんの

「製品開発」に関するお話です。その社長さんの経営理念でもある「製品開発の原

則」ということが書かれていまして、なかなか興味深いものがありました。

1、他の追従を許さない性能

2、性能が同等なら3割以上安いこと

3、まだ世に無い新製品

以上の3原則なのですが、特に私が興味をもったのは、2の性能が同等なら・・・

という考えです。開発するにあたって全てが新製品とは限りません。やはり後発かも

しれないけど、市場のニーズや競合の売れ筋製品を開発しなければならない、といこ

とはやはり起こります。

敢えてその製品開発を行う、ということがなんとも人間臭くて好感を覚え、

しかも開発した以上、売れる製品にしないといけないわけで、ではどうやって差別化

を図るのかということですが、それは当然価格なのです、ということだと理解します。

しかも3割以上下げるわけですから、並大抵の努力では駄目だということです。

後発なんだからそれなりの覚悟をしろよ、徹底してコストを意識したモノづくりをしろ

よ、ということです。

やはり革新的な開発ということは、世界初とか世に無い、という大々的なPRだけでは

なく原価コストを徹底的に下げた企業努力による従来製品型もあるわけです。

その結果、お客様にも喜ばれるし、且つ、自社の数字だけでない技術利益にも当然

繋がります。

今の時期、自社製品を見つめるとても良い機会ですから、できるところから

革新的な開発を進めましょう!

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2009年03月23日(月)更新

エコノミーを追求したら・・・

だいぶ前ですが、当社の社内プロジェクトを紹介させて頂いたことがあります。

その一つにトッピングプロジェクトというのがありまして、社員さん数名で構成されて

いる、いわば新製品開発みたいなことをやっています。

なかなか新製品開発というと、いきなりハードルが高そうに聞こえますが、現行品を

もう少しお客様視線で考えようというものでして、主に改良をテーマに今期は進めて

おりました。

そのトッピングプロジェクトで完成した商品が、下記です。

刻印 刻印機 STAMP EX

差替式の手打刻印 【STAMP-EX】 です。

これまで、手打刻印というと、ハンマーで金属に叩いて文字を打刻する、

いわゆる刻印の普遍的王道を走っていたわけですが、どうも長い間変わらない

そのスタイルに疑問を投げかけたのが【STAMP-EX】のきっかけとなりました。

差替式ですので、潰れたからといって1本丸ごと交換しなくてもいいわけですし、

またホルダー1つに、文字を数種類持てば、経費削減になるわけです。

ダブルECOなんです。

命名は、社内公募で製造の若手リーダーMさんのネーミングで決まり、キャッチコピ

ーも、同じく社内公募で営業のSさん、M部長、それぞれ採用となったわけです。

「エコノミーを追求したらエコロジーになりました!」

今の時代にあったなかなかいいアイデアですよね。

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2009年03月18日(水)更新

「見える化」と「見られる化」

現在、社内で推進していることの一つに「見える化」と「見られる化」を実施していま

す。ご存知の通り、「見える化」は、生産進捗や5Sなど、日常業務の透明性を高くす

るもので、多くの企業さんが既に実践されていることと思います。

当社も、バーコードを使った生産進捗ソフトを導入したり、データ管理を一元化した

り、そこそこ「見える化」が浸透していると思っております。

そして、今回新たに加えられたのが「見られる化」です。

当社は、職人仕事が殆どであり、その仕事風景をOPENにしよう、というアイデアが

随分前から社内で言われていました。その第一人者が製造部のO部長であります

が、経費削減策で機械の引越しを大々的に行ったのをきっかけに、いつもの「ショー

ルーム工場」を更に具体化させてみたわけです。

つまり、職人さんの「見られる化」です。

1Fに、大きな窓がありますので、外から散歩途中、中を覗けるように機械を配置しま

した。彫刻職人見習い中のN君やベテランOさん、そしてタガネ職人のNさんは、毎

日「見られる」わけです。

地域には、モノづくり風景を発信することが出来ますし、内部では、見られることでプ

ライドを持って仕事に望む、その相乗効果を期待しているわけです。

まだまだ「ショールーム工場」は始まったばかりですが、これから段階的に進めて行

き、楽しみながら仕事ができる環境を作っていきたいと思っています。
刻印 刻印機 ショールーム工場1

刻印 刻印機 ショールーム工場2

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2009年03月16日(月)更新

今やるべきことへの想い

ブログの更新が少々空いてしまいました。

当社もご他聞に漏れず景気の影響を受けており、一時の生産の忙しさはありませ

ん。然しながら、日常の業務量よりも考えることが多くなり、これまで中々手をつけ

られなかったことや改善、改良などを行っているうちに今までと変わらず慌しく日々

過ごしています。これは当然ながら将来を見据えての行動ですし、改善です。

これは私だけではなく、社員さん全員に今を乗り切るために、ということで伝えていま

す。朝礼ごとに繰返し御話しをさせて頂いておりますので、当然伝わっているはずで

す。いや、伝わっていると思います・・・

時々悩みます。本当にこちらの想いが伝わっているのだろうか?きちんと理解されて

いるのであろうか?

今やらなければ、いつやるの?

今その習慣を身につけておかなければ、いつ身につけられるの?

ということです。もしかすると、今が一番貴重な時間なのかもしれないわけです。

ここでサボっては、生き残れない!それぐらいの覚悟で私は舵取りをしています。

だから毎朝礼毎に、繰返し話すわけです。

誰かがやる、そんな気持ちは絶対に捨てないと、折角のこの時期を台無しにするわ

けです。これは生き残りをかけた会社のためでもあり、そして何と行っても自身の

ためなわけです。自分で会社を作っていくという一人一人の想いが、相乗効果となっ

て良い循環をすると思っています。

さあ、皆さんやるのは今しかありません。

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2009年03月10日(火)更新

ショールーム工場

当社入口に、2つの掲示板があります。

1つは、前回にも御話しした、1日1改善運動掲示板、

そしてもう一つは当社社員さん紹介ボードです。

その中で、今月のMIP大賞(Most Improvement Person)ということで、1ヶ月間

最も適した改善を行った社員さんがトップに掲示されます。先月は熱処理担当のOさ

んでした。

そして一人一人の写真には皆さんが考えた一言が貼り付けられ、それぞれの思いを

感じることが出来ます。

きっかけは、当社にお越し頂いた御取引様が、入口で待っている間に楽しめるもの

が何かあれば、ということからでした。それがこんな形になったわけです。

お客様も、どんな人が製品を作っているのだろうと、知りたいでしょうし、当社の社員

さんも自分の製品にプライドを持って仕事をして頂く為に、自己PRするのもまた良し

ということです。見える化にもなりますし、ショールーム工場を目指す当社にとっては

いいアイデアと思います。なかなか素敵ですよ。

皆さんお立ち寄りの際は、じっくりと眺めて下さいね。

刻印 刻印機 PR写真

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2009年03月09日(月)更新

青島から帰国

今日の夕方、中国から帰ってきました。

香港、深センの後、2日間ほど青島に行き、本日青島から帰ってきたわけです。

ひたちなか市の工場視察団が青島、大連に入ってまして、その視察団に1泊2日で

すが合流させて頂いたわけです。

8日(日)に、ひたちなか市で食品加工を営んでいる株式会社幸田商店さんの青

島干し芋工場を見学させて頂きましたが、勉強になりました。

とかく安全面で中国品は昨年から懸念の声が挙がっていますが、まさにその懸念を

払拭するかのごとく非常に厳重な管理が敷かれ、この品質面がコスト同様、大きな

「売り」になっていることは間違いありません。

中国ならではのマンパワー戦略が、印象に残りました。

やはり当分はこのやり方ですね。

今回の深セン、青島もこれからの方向性を見極めるいい勉強の機会を頂きました。

皆さん有難うございました。

刻印 刻印機 青島
【大きな会議テーブルが印象的な青島の中国のローカル工場】

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2009年03月07日(土)更新

深センから

中国深センに来ています。

香港では会社設立業務や銀行口座開設を行い、深センではテクノセンターさんとの

打合せや、テナント企業さんとの打合せなどをここ数日間行っています。

その間に一橋大学大学院教授、関先生の調査団にも2日間ほど合流させて頂きま

した。今回も大先輩I社長を始め、プレス加工のH社長、島根県立大学の松永先

生、一橋大学の山藤さんを始めとした調査団の皆さん、大変お世話になりました。

話を聞いていると、確かにどの企業さんも減産や帰休などで大変です。中国の日系

企業さんも決していい状態ではなさそうです。でも中には2月頃から戻ってきたという

話も聞きました。また、中国の政策などの影響から、将来外資系企業の中国での生

産方法も大きく変えないといけないかもしれない、など決して今後も平坦な道ではな

さそうです。でもどの方々も明るく、私自身皆さんからEnergyを頂きました。

本当に今が変革の時期です。

この流れに乗るかどうか、自分のぶれない信念を持ちながら、流されずに進み続け

ることが重要です。さあ、歩き続けましょう!

刻印 刻印機 深セン
【左から一橋大学関先生、同、山藤さん、島根大学松永先生、共栄精工山中さん】

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会社概要

大正8年創業の老舗刻印メーカー。 刻印製品一筋に、自動車産業を始め、鉄鋼産業、継手バルブ産業、工作機械産業、貴金属産業などのさまざまな製品に打刻する刻印及び刻印機をご提供して参りました。小さいながらも、日本の各種産業を支える刻印専門メーカーです。 1919年 花輪刻印製作所を創業...

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個人プロフィール

下町の刻印屋、東京彫刻工業株式会社の3代目です。刻印、刻印機という特殊な業界で世界を目指し、職人共々と日々全力疾走中!

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