大きくする 標準 小さくする
前ページ 次ページ

2009年04月16日(木)更新

新年度の発表会

当社の期末は、4月末です。もうそろそろ、今期が終わり新年度が始まります。

今年は、年度初めの挨拶として、私からの話しはほどほどにしようと思っています。

というのも、毎年年末に来年の方向を社内プレゼンしておりますので、来期は特に

年末からの理念を大きく変えていないので、程々にしようと思っております。

その代わり、各部からの前年度の成果と新年度の取り組み、各プロジェクトの成果

発表会などを中心に進めていきたいと考えております。

各部、新年度の取り組み内容は、今年の方向性に基づき、私の方で大まかテーマを

決めさせてもらいました。

つまり、私は舵取り役に徹するわけです。

自分たちでできることは自分たちで決め実施する、この思想を徹底したいと思ってお

ります。

私の仕事は、方向性の常時確認、すみだからの世界へのPR(大営業活動)、

そして地域への貢献だと思っています。

まだまだ考えないことがたくさんありますが、新年度の発表会が楽しみです。

▼刻印・刻印機のことなら東京彫刻工業株式会社HPへhttp://www.tokyo-chokoku.co.jp

▼楽天ブログ「刻印屋のつれづれ日記」へhttp://plaza.rakuten.co.jp/MarkingProducts/

▼▼大正8年創業の老舗刻印メーカー 3代目代表取締役花輪篤稔▼▼
刻印、刻印機という特殊な業界で世界を目指し、職人共々と日々全力疾走中!

2009年04月16日(木)更新

サービスとは?

サービスとは?最近頭の中にこの疑問詞がぐるぐる回っています。

自分が買い物をする際、いわゆるコモディティ品は、安い店やネットを利用して購入

するケースが多いです。この理由は、別段サービスに拘らないからであります(安さ

というカテゴリをサービスに含まなければ)。

でも、ちょっとした高い買い物であったり、アドバイスを受けなければわからないよう

な商品の場合、その物の価値だけでなく、気分良く購入できる店もしくは人を、無意

識に選んで買っていると思います。

私たちの製品は、決してコモディティ品ではないから、どちらかと言えば後者の方でし

ょう。そうなるとお客様は、どのような視点で私たちの製品を選んで頂いているのでし

ょうか。最近、そのことが気になります。

顧客満足度調査というものをISOの関係上年に一回実施していますが、これは年に

一回でなくてもいい訳で、むしろ毎日続けてもいい調査ですよね。

そこに8割方の答えが隠されていると思うのですが・・・。

残念ながら当社の場合、私の理念周知不徹底のせいか、毎日のようには挙がって

来ません。

しかしながら、サービス=値引き、タダ、と言う考えを未だに持っている人は意外と多

いのも事実で、確かに適度な値引きは必要かもしれません。でもサービスは決して

安いものではないと思うのです。もし、それでももっと下げろ、とかタダにしてくれ、な

どと言われたら、きっとそのお客様に対する接し方、つまりサービスが悪かったと言

わざるを得ないのではないでしょうか。更に、何か弱みに漬込まれ、値段しか交渉余

地がなくなってしまった場合は最悪です。実際、自分が購入する場合も、同じことで

すよね。

そう思うと、会社により製品によりサービス内容は異なるわけですが、まずお客様が

自社に何を求めているのか、何で自社を選んだのか、やはり知る必要があると思う

のです。そしてその強みを更に強くしていく策を考えるのがサービスにつながっていく

のではないでしょうか。まだまだ考え続けます・・・。

▼刻印・刻印機のことなら東京彫刻工業株式会社HPへhttp://www.tokyo-chokoku.co.jp

▼楽天ブログ「刻印屋のつれづれ日記」へ
http://plaza.rakuten.co.jp/MarkingProducts/

▼▼大正8年創業の老舗刻印メーカー 3代目代表取締役花輪篤稔▼▼
刻印、刻印機という特殊な業界で世界を目指し、職人共々と日々全力疾走中!

2009年04月13日(月)更新

プロ意識

開発業務に携わっていると、色々なことが見えてきます。良い面も悪い面も、

はたまた個人の性格まで見えてきます。

お客様からの依頼で製造していく日常業務の場合は、答えが1つしかないわけで、

その要求に答えられなければ全てNGです。つまり明確な結果を求められるわけで

す。しかしながら、開発となると様々な答えがあり、その過程の中で答えを見つけて

いく、もしくは自ら答えを作っていくケースが多いと思います。当然ぶれないコンセプト

が基本ですが・・・。

そこには幾つものハードルがあって、一つ一つクリアしていかないといけないのです

が、それが未知のものであるほど、挑戦と言う言葉が背中合わせになり、その挑戦

を最初から拒んでしまうこともあります。結果どうなるかはやってみないとわからない

ことが多いのに、できない言い訳を色々並べながら物言いしてくる人もいます。

そんなときは、とにかくやってみる、それしかありません。

また、結果上手くいかなかったとき、これまた失敗の言い訳を並べながら物言いして

くる人もいます。失敗は成功への母、であるにもかかわらず。

しかしがなら、失敗を100%許容しているわけではありません。なぜならその失敗内

容によるからです。更に輪を掛けてその言い訳に対してがっかりくる場合はありま

す。なぜならその失敗や言い訳がプロ意識に欠けている場合が多いからです。

うっかりしてとか、確認していないとか、失敗すると急に職人が職人でなくなる理由を

挙げています。

やはり、どんな状況でも確実な仕事をやり抜くことがプロであり、職人となれ

るわけで、上辺の言い訳を並べているようではまだまだです。

失敗してはいけない、ということではありません。やはり挑戦する以上、全て予測でき

るとは思いません。でもその不安定な予測を極力減らすことはできるわけで、そこに

は日頃の仕事に対する情熱や志が重要だと思います。

▼刻印・刻印機のことなら東京彫刻工業株式会社HPへhttp://www.tokyo-chokoku.co.jp

▼楽天ブログ「刻印屋のつれづれ日記」へhttp://plaza.rakuten.co.jp/MarkingProducts/

▼▼大正8年創業の老舗刻印メーカー 3代目代表取締役花輪篤稔▼▼
刻印、刻印機という特殊な業界で世界を目指し、職人共々と日々全力疾走中!

2009年04月08日(水)更新

改めて言うことではありませんが・・・

今更何を言っているんだ、とご指摘があるかと思いますが、中小企業は、一人で

何でもやらなければいけません。

これは、経営者も、管理職も、一社員さんも皆同じで、俗にいう多能工です。

経営者の立場から言わせて頂ければ、経営企画はもちろんのこと、

経理や財務、営業、製造、開発、総務、全てに関わらなければいけなく、

大企業とは異なり夫々の部門を熟知していないといけないわけで、時に何でも屋に

なるわけです。任せなければいけないところは多々ありますが、常に方針や方向性、

決断は、経営者でないと出来ないですよね。その為の知ることは重要です。

今日の行動予定を何となく振り返ると、開発業務、会計業務、営業業務、戦略業務

と殆どの業務をこなしている自分に気づきました。普段、あまり気にしていないの

ですが、最近実作業に率先して関わっている業務があるので、我ながらハードだな、

と思ってしまうわけです。

でも根本は「楽しい」のです。我らが一橋大学の関教授も仰っている通り、

「楽しくなければ生きている意味が無い」と常日頃叩きこまれていますので、

「楽しく仕事をする」ということは基本です。これは決して好き勝手に、ということでは

なく全ては「思い」から始まるのだと理解しています。

当社品質管理室のYさんは、御年も大先輩ですが、常日頃「好奇心が元気の源」と

言ってます。まさにその通りで、好奇心をもって何事にも取り組むことはとても大事

ですよね。

さあ明日も頑張りましょう!

▼刻印・刻印機のことなら東京彫刻工業株式会社HPへhttp://www.tokyo-chokoku.co.jp

▼楽天ブログ「刻印屋のつれづれ日記」へ
http://plaza.rakuten.co.jp/MarkingProducts/

▼▼大正8年創業の老舗刻印メーカー 3代目代表取締役花輪篤稔▼▼
刻印、刻印機という特殊な業界で世界を目指し、職人共々と日々全力疾走中!

2009年03月24日(火)更新

革新的な開発とは・・・

ある新聞に掲載されていたのですが、半導体研究用の描画装置メーカーさんの

「製品開発」に関するお話です。その社長さんの経営理念でもある「製品開発の原

則」ということが書かれていまして、なかなか興味深いものがありました。

1、他の追従を許さない性能

2、性能が同等なら3割以上安いこと

3、まだ世に無い新製品

以上の3原則なのですが、特に私が興味をもったのは、2の性能が同等なら・・・

という考えです。開発するにあたって全てが新製品とは限りません。やはり後発かも

しれないけど、市場のニーズや競合の売れ筋製品を開発しなければならない、といこ

とはやはり起こります。

敢えてその製品開発を行う、ということがなんとも人間臭くて好感を覚え、

しかも開発した以上、売れる製品にしないといけないわけで、ではどうやって差別化

を図るのかということですが、それは当然価格なのです、ということだと理解します。

しかも3割以上下げるわけですから、並大抵の努力では駄目だということです。

後発なんだからそれなりの覚悟をしろよ、徹底してコストを意識したモノづくりをしろ

よ、ということです。

やはり革新的な開発ということは、世界初とか世に無い、という大々的なPRだけでは

なく原価コストを徹底的に下げた企業努力による従来製品型もあるわけです。

その結果、お客様にも喜ばれるし、且つ、自社の数字だけでない技術利益にも当然

繋がります。

今の時期、自社製品を見つめるとても良い機会ですから、できるところから

革新的な開発を進めましょう!

▼刻印・刻印機のことなら東京彫刻工業株式会社HPへhttp://www.tokyo-chokoku.co.jp

▼楽天ブログ「刻印屋のつれづれ日記」へhttp://plaza.rakuten.co.jp/MarkingProducts/

▼▼大正8年創業の老舗刻印メーカー 3代目代表取締役花輪篤稔▼▼
刻印、刻印機という特殊な業界で世界を目指し、職人共々と日々全力疾走中!

«前へ 次へ»