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2009年06月09日(火)更新

主夫始めました・・・初めての託児所体験

主夫5日目、長男が始めての託児所を経験です。当然私も初体験、結構昨晩か

らドキドキものです。

私たち親子も昨晩から

「明日はね、お友達がいっぱい居るところにいくからね、たくさん遊んで

くるんだよ、いい子でいれる人!」

「は~い」

なんて会話を繰り返しておりました。

今朝7:20、近所の託児所に向けて二人で出発、カーBGMは当然「おかあさ

んといっしょ」のCD。二人で歌いながら和やかなムード造りに努めます。

7:30、託児所到着、入口にアンパンマンの絵があり、

「あ、アンマンがいるよ、ここ楽しそうだね~」

「アンマン!」

なんて会話を弾ませながら、託児所の扉を叩きます。

朝早いせいか、子供はまだ誰も来ていません。でも広い床に、ジャングルジム

やマットがあり、長男も意気揚々と靴を脱いで、上がって行きました!

お、上手くいけるかな~と期待しながら、保母さんと軽い打合せを済ませ、

さてお別れの時間。

「XXちゃん、パパお仕事行って来るよ、いい子で待っていてね」

「グフグフ・・・」その瞬間顔を歪ませながら、半泣き状態。

やっぱり・・・駄目か・・・でも、しょうがない、XXよ、パパは好きでお前

をこんなことさせているわけじゃあないんだよ、でも、人生耐えなければいけ

ないことは山ほどあるんだ、そう、これからの長い人生いろいろあるんだよ、

この世の中、強くなければ生きて行けないのさ・・・

そんなことを心で語りながら、託児所を後にしたのでありました。


17:30、いよいよお迎えの時です。どんな顔するのかな?こちらも期待に胸

膨らみます。ニコと笑いながら「パパ、パパ」と言って駆け足で抱っこされに

来るかな、などと妄想を膨らませながら私も勇み足に託児所へ向いました。

いよいよその待望の瞬間、託児所の扉を開け

「XXのパパです。迎えにきました!」

「XXちゃん、パパが来たよ~」と保母さん

「XXちゃん~」・・・あれ

「XXちゃん~パパが来たよ~」・・・ん?

保母さんが叫んでも一向に振り向きません。

そう、彼は、今アンマンのDVDに夢中なのです・・・


そうなんです、人生は時として耐えなければいけないのです・・・

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刻印、刻印機という特殊な業界で世界を目指し、職人共々と日々全力疾走中!

2009年06月08日(月)更新

主夫始めました

先週金曜日から、大したことはないのですが家内が入院し、10日間ほど主夫を

任されることになりました。

流石に、掃除、洗濯、食事まで私一人で面倒みることになると仕事どころでは

なくなってしまうので、実家に移り住み、なんとか子供の面倒だけで済むようにして

います。とはいえ、両家共、父親が他界しておりますので、母親一人で幼少な子供

二人を見るのは大変だということで、長男は私の実家に、次女は家内の実家に、

といった家族バラバラの生活となりました。

慣れない環境で子供たちはどうなるのか、一抹の不安を残しながらの生活が始まり

ましたが、何とか子供たちは異なる環境に対応してくれているようです。

特に長男よりも次女の方が異なる生活に完全に溶けこんでいるようで、全く

泣いたり、くずったりしないようです。頼もしいというか、逞しいというか、私たちパパ

ママの顔をすっかり忘れてしまう勢いですね。こういうときは男よりも女の方が強いの

かな?と思わざる得ません。

ということで、私の役割は平日夕方に戻り、食事を食べさせ、お風呂に入れ、そして

アンマン(アンパンマン)のDVDを見て、歯磨きし、寝かせるまでの面倒を見ることに

なりました。仕事優先でここまで来ただけに、私こそ実に慣れない生活が始まりま

したが、何事も経験、こんな日々も楽しみながら主夫してみます。

それにしても今まで当たり前のように仕事ができたのも、家内のお陰ですね。

改めて感謝、感謝。

刻印 刻印機 長男

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2009年06月03日(水)更新

突然のお客様

突然のお客様をお迎えしました。

先週、その方から手紙を頂き、なにやら3月に行われた墨田区のシンポジウムで

弊社のことを知ったとのこと、一度見に行ってもいいだろうか、という内容の

ものでした。弊社は基本誰でもWelcome体制ですので、どうぞお越し下さい、

という返事をさせて頂きました。

昨日、そのMさんが来られ、御話しを伺っているうちに、早稲田大学の研究室で

溶接やら鋼材の研究をしてこられたとのこと、退職後はこれまでのネットワーク

や経験を活かし、モノづくり集団「歩」を発足させ、今はアドバイザー的に

各地を訪問している、というなんとも志高い偉いお方です。

何でまた弊社なんですか?という率直な質問を尋ねてみたところ、前述の

シンポジウムで私が喋った、事業承継の考えに共感を得た、どんな会社か見に

来たかった、というお答えが帰ってきました。

なんとも嬉しい御言葉、「見られる化」推進中の弊社としましては存分に見て

頂いたわけです(といってもあっという間に終わってしまうのですが…)。

最後に、そのMさんから、これどうぞ読んでみて下さい、と

コストを下げれば品質は上がる」(著:三木博幸)という本まで頂いて

しまいました。

こういう出会いもあるものなんですね~。

じっくりと読ませて頂きます。有難う御座いました!

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2009年06月02日(火)更新

ひたち立志塾開講式の続き・・・

昨日の続きです・・・

日立市の工場見学を終え、そのまま立志塾の開講式に。

今年で3期目となる立志塾の参加塾生は総勢10名です。

始めに立志塾の事務方となります、小山さん、小泉さん、杉山さん、そして

日向さんからそれぞれ昨年までの成果や挨拶があり、その後は一橋大学教授の

関先生からのご講和約1時間半、じっくりと聞かせて頂きました。

その後は3期生の方々からの自己紹介を兼ねた挨拶が行われました。


そこで全体を振り返って一言・・・

皆さんとても真面目で勤勉さが伝わってくるのですが、どの方も口を揃えて

言う台詞がありました。それは、

「私も人前で喋るのが苦手なんですが・・・」

から始まったということです。恐らく一番最初の方が謙遜して仰ったことを、

皆さん後に続けたように思えるのですが、ちょっと残念というのが本音でし

た。

3期生の方々は経営者若しくは幹部の方なのですが、やはりトップは常に人前

で語ることを仕事の一つとしなければいけません。それはお客さんや社員さん

に対して、プレゼンや経営理念を発表することですから、やはり相手に自分の

熱き思いを伝えなければいけません。おそらく謙遜されてのことでしょうが、

この場ではその必要性は全くなく、上手下手関係なく、思いを人に伝えること

が重要なのです。なんでこの塾に入ったのか、という思い。

それは喋りのテクニックはあるでしょうが、何よりも喋ることが仕事ですからね、経営者は。

だから余計、そんな前置き要らないのに・・・思った次第でした。

以前私も500名近い前でパネルディスカッションをやったことがあります。

流石にその時は、「こんな大勢の前で御話しすることは始めてですので・・・」と

冒頭喋りましたが、決して「話すことが苦手で・・・」、とは言ったことはありません。

堂々と人前で思いを言える、その姿勢が大事ですね。

刻印 刻印機 立志塾1

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2009年06月01日(月)更新

茨城県日立市の工場から

いよいよ6月に入り、今年も残るところ7ヶ月。刻一刻と時は過ぎ去ります…

今月も気合入れてバリバリ働きましょう!と、気持ちは十分なのですが、なかなか

数字がついてこない。そのジレンマを早く克服しなければなりませんね。

世の中のせいにしてもしょうがありません、東京彫刻号というバスに乗るか降りるか、

乗ったからには方向を見失わずにしっかりと目標を見続けることが重要です。

というわけで、先週末の土曜日、朝7:30上野発の特急フレッシュひたち号に飛び乗り、

茨城県日立市の工場見学と我らが一橋大学関先生塾頭の若手経営塾「立志塾」の開講式

に行って参りました。

上野駅でドタバタと電車に飛び乗ったら目の前に関先生、偶には良いこともある

ものです、1時間半の車中で色々と勉強させて頂きました。

工場見学1番目、東海駅で待ち合わせの日立市の小山さん、一橋大学の学生さん、

日経BP社の記者さんと共にタンゲ製作所さんに伺いました。

中小企業庁が実施している「元気なモノ作り中小企業300社」に認定された工場です。

主力商品は、「タップ加工装置内蔵の複合順送金型」です。???でしょうが、

つまり金型でプレス加工を行うと同時に、ネジきりの加工も同時に行ってしまおう

というもので、金型にねじ切り装置を組込む中々のアイデアものです。

特に田家(タンゲ)社長のこだわりとして、

「技術力というものは、いかに製造コストを下げてお客様に満足して頂けるか」

という思想をお持ちで、社長自ら携帯電話やPCなどの製品を分解して、切削物

のパーツを自社のプレス加工に置き換えできないかを日頃から研究されている、

いわば職人肌の社長さんです。中国にも負けない価格を日本で生産しようと

頑張っておられる姿勢は脱帽でした。

刻印 刻印機 タンゲ製作所

刻印 刻印機 タンゲ製作所2

工場見学2件目は、立志塾2期生の三和精機さんに伺いました。金型工場とプレス工場

合わせて70名の中堅企業さんです。今は主に日立製作所の仕事が多いとのことですが、

数年前までは価格だけの競争に敗れ日立製作所の仕事は2割程度しかなかったとのこと。

しかし品質によるトラブルから同社に仕事が戻り9割が日立製作所の仕事のようです。

社長の磯前さんは設計上がりのエンジニア社長さんで、製品に対するこだわりがあちらこちらに伺えます。

設備も中型機械が所狭しと並び中々の活況ぶりでした。

刻印 刻印機 三和精機

刻印 刻印機 三和精機2

そして工場見学最後は、磯前社長と同じ立志塾2期生の幸田商店さんに伺いました。

茨城県の産物の一つ、干し芋を加工販売している会社です。昨年、中国青島に行った際に、

同社の中国合弁工場を見学させて頂きましたが、茨城では当然ながら日本産にこだわり

付加価値の高い商品を創っています。そして鬼沢社長さんは4~5年前から茨城で

さつま芋を作るべく農業に参入する英断をしたやり手社長さんです。

干し芋というニッチな世界でいかに利益率を高めていくかということを理念とし、

今後はその利益をより川上である農業に投資していく、まさに今の時代に敵したやり方にて

手腕を発揮されていました。

刻印 刻印機 幸田商店

刻印 刻印機 幸田商店2

皆さんタイプが異なる会社、社長さんではありましたが、今回も夫々勉強になるお話

を伺えて、立志塾の塾生を初め日立市全体で乗り切っていこうという思いを強

く感じた次第です。

その後、立志塾3期生の開講式に流れますが、それはまた次回と言うことで…

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