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2009年07月14日(火)更新

「外」から見た社内

日本を離れて10日間ほど経ちますが、今回大変勉強になったことがあります。

それは自社を「外」からみるきっかけができたという事です。

話は変わりますが、国内の出張の場合、どこにいても携帯電話で用件を簡単に

済ますことが出来ると思います。しかし海外というとそうでもありません。今や普段

使用している携帯電話を殆どの国で使用できますが、余程の緊急性がない限り、

経費の面から考えると得策とはいえないでしょう。

そこでEメールが活躍、ネットワークのある環境であればどこでも繋がりますし、経費

もかかりません。実はそのEメールで、今回自社を「外」から見る事ができました。

Eメールは、携帯電話などと違い一方通行のコミュニケーションだと思います。

なぜなら相手の状況を気にせず自由に連絡することができ、これは良くも悪くも

一方通行だと思います。受信側もいつEメールを確認しようが関係ないのですし、

お互いが相手を気にしないでコミュニケーションを取ることができるツールであること

は間違いありません。

その為、送信側は、

相手にきちんと届いているだろうか? いつ見てくれるのであろうか?

そんな思いをしながら送ることもしばしばあると思います。

そんな送信側の意思を全く気にすることなく受信側は自由に処理することが

できます。返信しなければ送信側にどのように処理されているのか全く分からない

のです。

よく、ネットショッピングなどをすると、必ず「ご注文ありがとうございます、いついつ

出荷予定です」、などの第一報メールが返信されてきます。この返信Eメールに

よって、購買側はきちんと処理されていることが分かるわけで、お客様を安心させる

一つの方法ですよね。

今回の出張で感じた事は、Eメールで依頼事を送った場合の受信側の処理の問題

です。直ぐに返信が来る場合とそうでない場合、明らかに送信側の感じ方は違うと

いうことです。日本の場合は、返事が来ないと思えば直ぐに電話して確認できます。

つまり、「返信が中々来ない+電話する」 この一連の行為に然程疑問を感じ

なかったのですが、海外に居て思うことは、返信がこない、でも電話もできない、

つまり、「送信者を不安にさせる」わけです。

きちんと処理されているのか、理解してくれたであろうか、とかやはり直ぐに返信を

出す事が、サービスを考える上でとても重要だと感じました。

特に期限付きの緊急ごとを依頼している場合、何かしらの返答、

例えば、「メール受取った、確認するから明日まで待って欲しい」とか

「その件は誰それに確認してください」とか、

何かしらの第一報メールは直ぐにするべきですね。ましてやEメールを確認して

いないことがあったとして返信が遅れた場合は、尚更性質が悪く、今やEメール無し

では仕事はできないですから、そんな理由は通用しません。

Eメールは便利です。だからこそその運用方法をきちんと考え、それをサービスに

つなげる、Eメールで依頼する側の心理層を把握しなければ、お客様側の立場に

立った仕事はできないと思います。

今回、本社への連絡は専らEメールでした。そのEメールを十分に活用できていない

と思う一面が社内にありましたので、自分への戒めと思いお客様の立場に立った

サービスというものを再度考えるきっかけが出来ました。

こういうものを反面教師というのでしょうか・・・。まだまだ修行です。

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刻印、刻印機という特殊な業界で世界を目指し、職人共々と日々全力疾走中!

2009年07月11日(土)更新

香港調達

深セン、香港滞在6日目、休み関係なく働いております!

明日、日曜日も日系メーカー香港支店と仕様打合せです。こちらの人も結構働いて

います。

現在、現地で調達する購入品の調査にあたっていますが、中々苦戦しております。

日本という国は商社さんや販売店さんがあって、なんて便利なんだろうとつくづく感じ

ています。こちらはまとめて購入できる工具商社さんみたいなものがなく

(巡り合っていないだけかもしれませんが・・・)、製品の分野毎に分かれています。

品質の問題なども含めるとどうしても日系よりになってしまいます。しかしながら当然

コストダウンを図らなければいけないし・・・また、数量が少量だとこれまた厳しい。

でもそれは十分、理解しています。申し訳ないと思いながらも、我々町工場が外に出

る意味、そして私たちの製品に対する想いをご説明させて頂き、なんとか理解して頂

く様努力するしかありません。

残り1週間です、まだまだ仕事は山積みです・・・。

バリバリ働きますよ!

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2009年07月08日(水)更新

今始まりました!

ようやく、深センテクノセンターのテナントと成りました。

深セン進出構想から3年が経ち、昨日2009年7月7日、テクノセンターとの契約が

完了、こうしてテナント企業になることが出来たわけです。

9月からの生産開始まで残すところ2ヶ月、やるべき課題は多々ありますが、

少しづつではありますが、前進していることが感じ取れます。

しかしながら、本当の試練は当然ながらこれからで、ようやくスタートラインに立てた

ようなそんな気がしてます。

弊社の「夢をかなえるための理念」のように、選択と集中で開発業務を進め、

「すみだから世界へ」を合言葉に町工場の指針となるような会社作りを今後

目指します。

今回一緒に滞在している3名の社員さん、O部長、Kさん、Y品質管理室の皆さんも

有難い事にやる気十分、素直に嬉しいです。

「すみだから世界へ」計画、今始まったばかりです

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2009年07月07日(火)更新

ふと見ると・・・

先日の日曜日に無事に香港入りした翌日、我々一行は中国深センに向かいました。

香港-深セン間は陸路で入国します(同じ中国なのに入国とはおかしいですが・・・)。

当然ここでも、検温チェックは行われていて、空港同様かなり厳重に管理されていま

す。サーモグラフィーの監視はもちろんのこと、問答式健康管理票に記入し、一人一

人チェックされています。当然、例のピストル式瞬間検温計も容赦なく額に照射され、

その徹底振りは異常なほどです。しかし水際対策というのはここまでしないと駄目な

んでしょうね、きっと。それでもどこかでインフルエンザが発生しているわけですから、

どんなにやっても100%防御なんてことはないのかもしれません。SARSの苦い過去

から得た教訓が、ここまでの徹底に辿り着いたことのように思えます。

というわけで、ハラハラドキドキの香港よりも、すっかり余裕が出てきた私は、意気

揚々と通過したわけでございます。もちろん問題なく通過できました。

こうして深センでの仕事に支障をきたすことなく、今日で深セン滞在二日目を終えま

した。ここに来て風邪もすっかり治り、本調子復活です。これからバリバリ働きます!

追記:
ホテルの電源コンセントをふとみたら、「松本電工」と会社名が書かれていました。

松下電工ならぬ、松本電工、私の考え過ぎでしょうか・・・



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2009年07月06日(月)更新

危なかった・・・

先週、不注意なことに風邪をひいてしまいました。気が緩んでいると言われれば全く

以ってその通りです。健康管理、大事です・・・。

先週の金曜日に法人会で予定していた、租税教育の出張寸劇(近所の高校に訪問

し税金の必要性を説明するボランティア活動)も、急遽キャンセルしなくてはならず、

代わりに弊社営業部のM部長に行って貰いました。M部長すいませんでした。

そして昨日から中国出張、今回は2週間の滞在予定ですから、直ぐ帰って来れると

いうわけではありません。何よりも、中国、香港共、インフルエンザの関係で空港内

や国境内に設置されているサーモグラフィで熱のある人は直ぐに感知されてしまいま

す。更に、一人一人、ピストルみたいな瞬間体温計を額に照射され、検温されます。

もし37度以上ですと、2~3日、強制的に監禁され、序に同行している人たちも同じよ

うな処遇に合います。

何せ、少しでも熱があれば入国できない、そして入国できないばかりか缶詰状態にさ

れてしまうので、たまったものではありません。

そんな事態を知っていたので、寸前で風邪をひいた・・・これはまずい・・・となりまし

た。病院に行き、薬を貰い、最悪のケースを考えて解熱剤も用意し、当分留守にする

ので子供たちともじゃれあいたい週末をひたすら寝て、家を出る30分前に荷物をま

とめ、何とか36度後半まで落とし、いざ出発。

飛行機の中で余計な体力を使って体温を上昇させてもしょうがないのでブランケット

を被りながら、ひたすら静かに過ごしました。

ハラハラドキドキの香港に到着したのは5日の夜22:30、

ここで下手にオドオドしてもしょうがないので軽快に入国Gateまで進みます。

確か、その途中にサーモグラフィがあった記憶がある・・・あ、あった!とカメラを見つ

けそのまま凝視するのも変ですから、いかにも普通に通り過ぎます・・・

お、大丈夫だ!呼び止められることもなく、とりあえず大関門通過しました、ふ~。

後はそのまま入国し、宿泊先へ向かったわけです。良かった良かった。

宿泊先に到着したのは夜中の24:30、なんとか無事にここまで辿り着け、後は翌日

の中国入国のみとなりました。

まあ、今日このまま薬飲んで寝れば大丈夫だろ、などと思いながら、ロビーでチェッ

クインをしていると、カウンター越しに見覚えのある代物が・・・な、なんとピストルみた

いな瞬間体温計です。ここでもか!何事も油断は禁物ですね。

その後は、気の良さそうな受付のおじさんに、当然のように額に照射され、瞬間的に

検温されました・・・おじさんが紙に書いていた数字は、36.5度、

どうやらこの数字は忘れられないものとなりました・・・


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