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2010年03月30日(火)更新

@するところ

最近思うことの3回目の前に、ちょっと書きたいことが出ましたので、そちらのご報告。

墨田区のプロジェクトの一つ「ものづくりコラボレーション」というものがあります。
更にその中の一つに「典型プロジェクト」というグループがあり、今日はそのお話。(詳細はWebをご覧下さい)

昨日、その展示会場に行って参りました。

場所は、墨田区石原1丁目。とある印刷会社さんの倉庫2階を多目的スペースとして開放している場所で、下町とは思えないとても素敵な空間を創り出しています。

余談ですが、最近思うことの一つに下町もだいぶ変わってきましたね。昔は、「お洒落を真似していた」という微妙な店が多かったですが、最近は、「下町の風情」に「お洒落さ」が加わった、素敵なお店が増えてきたと思います。

さてさて話しを戻して、その素敵な多目的スペース「するところ」で、10社ほどの墨田区の企業さんが、デザイナーの松田さんとコラボレーションして創り出された新商品が展示されているのです。

3月15日から31日までの期間限定ですが、私も何とか間に合わせて行ってきました。

殆どの企業さんが顔なじみの企業さんですが、どの商品も、「本気度」が伝わってくる素晴らしい商品だと、第1印象に思いました。

この辺りは、写真を見てください。

経営者会報ブログアドバイザーの久米繊維工業さんのTシャツや本ブログでもお馴染みのフットマークさんのピクニックマットも展示されています。

刻印 刻印機 するところ

刻印 刻印機 フットマーク1

刻印 刻印機 フットマーク2

刻印 刻印機 伊藤バインダリー

刻印 刻印機 伊藤バインダリー2

刻印 刻印機 鈴木合金

刻印 刻印機 鈴木合金2

刻印 刻印機 サンエー3

刻印 刻印機 サンエー2

刻印 刻印機 柴コン

刻印 刻印機 柴コン2

刻印 刻印機 丸よ

刻印 刻印機 丸よ2




刻印 刻印機 伊藤バインダリー刻印

刻印 刻印機 柴コン刻印

刻印 刻印機 柴コン刻印2

その中で、伊藤バインダリーさんのドローイングバッドや、柴田コンクリートさんの自転車止め、など弊社も微力ながら御手伝いさせて頂いたものもあり、これまた嬉しく思います。


墨田の企業は、どちらかというと下請け的な仕事が多く、あまり直接エンドユーザーさんに販売する例は少ないと言われています。

その中でも、こうしてデザイナーさんと協働することで新しい販売という可能性を見出せることが大変素晴らしく、当然各企業さんのモチベーションにも繋がります。

これは墨田区の中でも最近のヒット事業だと生意気ながら思いました。

▼▼大正8年創業の老舗刻印メーカー 3代目代表取締役花輪篤稔▼▼
刻印、刻印機という特殊な業界で世界を目指し、職人共々と日々全力疾走中!


刻印・刻印機のことなら東京彫刻工業株式会社!
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刻印 刻印機 ショールーム工場2


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2010年03月29日(月)更新

最近思うこと その2 挑戦とは

前回に引き続き、最近思うことを好き勝手に書いてみたいと思います。

今回は、挑戦(チャレンジ)についてですが、前回と同様、最後まで目を通して、そんなことは百も承知だとがっかりされる方もいらっしゃるかもしれません、そこは何卒ご了承ください。

「挑戦とは、リスクを伴って始めて挑戦といえる」

何とも仰々しいテーマで始まりましたが・・・

挑戦するということを目標に掲げている方は多いと思います。「今年は挑戦の年にしたい」、とか「これからも挑戦し続ける」とか、大変素晴らしいことだと思います。

挑戦と一言で言っても、人それぞれ、様々な挑戦があります。

毎朝誰よりも早く出社し始業までに殆どの仕事を片付けるとか、年間100冊の本を読破する、など事の大きさに関係なく何かを新しいことにチャレンジすることが、まさに挑戦だと思うわけです。

しかしながら、経営という側面で挑戦を語る場合、抽象的に「今年は挑戦しよう」と掲げてもあまり意味がないように思えますし、個人のレベルと違って必ず結果を求めなければいけないとも思います。

例えば、「毎日5時半に全員帰宅しよう」というような具体的な目標を掲げたとします。

ではそれを実現するためにはどうするか、これまで以上の仕事の効率化を図らなければ当然上手くいきません。

IT化を図り生産システムを導入しようとか、がんばるタイムを導入しようとか、細かな決め事が始めて生まれてくるわけです。

そして、そこにはリスクという問題も生まれてきます。

どこまでリスクを負ってその挑戦を達成させるのか、そこにこの挑戦に対する「本気度」みたいなものが生じてくると思います。

何せこれまでと違ったことを、限られた時間の中でやりくりしていかなければいけないのですから、当然ながら「頑張ろう」の精神論で終わっては挑戦とは言えないでしょうね。

最近思うことは、必ず新たなことに挑戦するには、リスクが必要だということです。痛くも痒くもない程度のリスクで、新しい事に挑戦するというのは、本当の挑戦とは言えないのではないかと思うのです。

やはりそれなりの決断が必要な、リスクを負いながらのものではない限り、本当に変わらないと思うのです。

またそれぐらいのものでないと、結果を出すまで継続的に進めることができませんし、そう簡単に上手く行ったら、逆に誰でもできる挑戦だったかもしれません。

私は、経営者たるものは、「来るときが来れば」、挑戦するべきだと思います。特に中小企業の経営者は尚更だと思います。
そこを楽しめるかどうか、そこに経営者の質も併せて問われるのだと思います。

その、「来る時」、ということがポイントではないでしょうか。

何でもかんでも挑戦だ、といって投資をしていたら、これは上手いこといかないでしょう。限られた資源の中で、進めなければいけないので、まさに経営者の「真の思い」がキーになってくるのではないでしょうか。

では自分はどうかというと、なかなか思うように進まないことの方が多いですが・・・

簡単に上手く行ったら面白くないですからね。

それでも乗り越えた時の自分や会社の姿を想像しながら、日々走り続けたいと思います

次回、3番目の日本人気質について、書きたいと思います。

▼▼大正8年創業の老舗刻印メーカー 3代目代表取締役花輪篤稔▼▼
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2010年03月23日(火)更新

最近思うこと、その1 経営者の質=会社の質

先週金曜日、深センより帰国しました。

1週間ぐらいの出張は、非常に短く思えます。だいぶ時間感覚が麻痺してきましたね。いい感じです。

また、中国工場も4ヶ月が過ぎ様々な経験をし始めています。これまたいい感じです。

突然ではありますが、最近思うことを今日はちょっと書いてみたいと思います。最後まで目を通して、そんなことは百も承知だとがっかりされる方もいらっしゃるかもしれませんが、そこは何卒ご了承ください。

1. 中小企業は経営者の質以上に会社の質は高まらない
2. 挑戦とは、リスクを伴って始めて挑戦といえる
3. これからの日本は、日本気質を売りにしないといけない

まず始めに中小企業の経営者は、日々皆さま実践の通り、一人何役も買ってでないといけません。

当然ながら様々な角度から物事を見れる力を日々養っていかなければなりませんし、率先して旗を振り続けなければいけません。

誰か任せで、お金儲けができるそんな甘くはないのは重々ご承知のこと思います。

時には火中の栗を拾わなければならないし、また見聞を広めるために外界を歩かないといけない、もちろん知識のための本も読まなければいけない。

そして、更に大事なことの一つに現場を知らなければなりません。常に現場で何が起こっているのか、生産の現場、営業の現場、刻々と変わる現場の雰囲気を誰よりも的確な嗅覚で感じ取らねばなりません。

現場に任せるべきことと、指示を出さなければいけないこと、また率先してリーダーシップを取らなければいけないこと、きちんと経営者が判断して方向を見定めないといけないわけです。

もちろん、何をするにも所々で確認しないといけないわけで、放ったらかしではだめですね。任せることと放ったらかし、全く違います。

つまるところ、中小企業の場合、社員さんに任せるやり方ももちろん大事ですが、何よりも先に経営者が質を高めないと、全てが成り立たない訳です。

「経営者の質」=「会社の質」

常にその図式を意識しながら経営をしていくことが大事だと思っています。
仕事を任せきりで、夜な夜な出掛けて行く社長さんを見かけることがありますが、私はそんな時間はない筈と思っています。

やはり、誰よりも日々、質を高めることに努めなければいけないのが中小企業の経営者だと思います。

さて、自分に置き換えてみてどうなのか、というとまだまだ途上中です。当然ゴールはありません、なぜなら日々成長だからです。
でも自分はこうでありたい、という目標はあります。それに向けて走る毎日であることには変わりません。

2番目の「挑戦」について、次回書きたいと思います。

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2010年03月17日(水)更新

何事も経験

ついに来たか・・・そんな感じでした。

同じ会社に長く続かない、中国ではよくある話と聞いていました。
どの方からも、「どんなに可愛がってもすぐ辞めていきますよ」・・・と。

10月から稼動して5ヶ月程度、通訳兼事務として働いてきてくれた人が、先日、工場長に伝えてきたそうです。

弊社の工場は、稼動間もないこともあり少人数です。そのような状況でも、いずれそういうこともあるだろうな、と思いつつ、正直まだ先のこととも思っていましたが、こういうものは早い遅い関係ないのですね。

でも、彼女は頑張ってくれました。立ち上げで誰も何もわからなかった状況の中、一生懸命我々をサポートしてくれました。

ご主人が仕事の関係で違う場所に移るとかで、これまた仕方ないですね。

我々にできること、それはいつ辞められてもおかしくはない環境を整備することが、まず第一です。
作業工程も事務処理も標準化をしていかなければこの国では成り立ちません。
職人という世界にどっぷり浸かっていた日本の弊社から、大きな脱皮をしなければいけません。

いつ誰が辞めてもおかしくない状況を創ること、まずはそこからです。

でも、私たちは人間です。やはり従業員さんに愛情は注ぎたくなります。
その辺りのギャップをどう処理するべきなのか、悩むところではありますが・・・実はそんなに悩んでいないのも事実。

自分のやり方、国は違えど同じ人間という基本的な考えでこれからも通して行きます。
去る者は追わず、来る者拒まず、経営者たるもの、結局すぐ辞めてしまうからといって、色眼鏡で見ることはできません。

いつ辞めてもおかしくないこちらの社会に慣れ、しかし愛情は注ぐ、日々勉強ですね。

追記:こちらシンセンではTwitterにアクセスできませんでした。

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2010年03月16日(火)更新

2か月振りの深セン

約2か月ぶりの香港は、既に初夏のような陽気です。

2月は春節でほぼ1か月近く休みとなり、3月は先週まで本社のプロジェクトで缶詰め状態、ようやくこちらに来ることができました。

昨年からのプロジェクト続きで、まさに「走りながら考える」を身をもって実践しているわけですが、結構大変です・・・と言いたいところですが、本音は社員さんには悪いですが・・・充実しています。

大変ですよ、でも楽しい・・・というのが本音です。

ついて来るほうはたまったもんではありませんよね。

しかし、人生楽しくなければ意味がない!かの関先生も仰っています。
また、挑戦しなければ経営者ではない!と私は思っております。

では、その挑戦って一体何なの?

これは日頃の積み重ね、訓練だと思っています。だから小さなことでもいいから挑戦し続けることが重要なんですよ、きっと。

これは弊社の社員さんにも言っています。

今回は、事情があって短い滞在となりますが、また暑い季節が直ぐやってきそうですよ、ここは。既に私が熱くなってますね。

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