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2009年01月09日(金)更新
最近の中国事情
中国の深センで工場を営んでいる、大先輩のI社長さんがおります。
御年こそ60歳後半ですが、見た目も考え方も若々しく、何せ元気な方です。
いつも勉強させて頂いております。
これまでの人生経験は、想像を絶するほどダイナミックといいますか、何せ文庫本700ページ近くある1冊の本として出版されているぐらいですから、相当なものです。
今朝もI社長から、中国に関する情報をメールで頂きました。
これまで、中国はアメリカの圧力により人民元の切り上げと、とてつもなく競争力のある加工貿易を規制してきました。然しながら、この不況で、規制が緩和されたという情報です。
これは当然ながら、中国にて委託加工を営んでいる企業にとっては朗報なわけで、この不況で、これまで規制がかかっていた政策がどんどん緩和されていき、まさに中国らしい変わりようで、追い風が吹いているとのことです。
それにしても、なんとも感心したのが、そのスピードの速さ。
確かに、アメリカの圧力に対し過剰規制がかかり過ぎていることに気づき、その緩和するタイミングを見計らっていた、ということらしいですが、今のこの日本の政策速度の差を目の当りにしたような気がしました。
日本は誰のための政治なのかよく分からないことだらけですし・・・
やはり勢いがある国は違いますね。
然しながら、法律や規制が日常的に変わることは間違いないようで、それが時には追い風になり、また反対に逆風にもなるわけです。
その情報力といいますか、人との繋がりといいますか、中国ではとても大事なようです。
でも、I社長も仰っておられましたが、「上に政策あれば下に対策あり」の国なので心配は無用だそうで、企業の経営者の方のほうがはるかに強かだそうです。
なるほど・・・今日もレッスンを受けてしまいました。
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