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2009年03月23日(月)更新
エコノミーを追求したら・・・
だいぶ前ですが、当社の社内プロジェクトを紹介させて頂いたことがあります。
その一つにトッピングプロジェクトというのがありまして、社員さん数名で構成されて
いる、いわば新製品開発みたいなことをやっています。
なかなか新製品開発というと、いきなりハードルが高そうに聞こえますが、現行品を
もう少しお客様視線で考えようというものでして、主に改良をテーマに今期は進めて
おりました。
そのトッピングプロジェクトで完成した商品が、下記です。
差替式の手打刻印 【STAMP-EX】 です。
これまで、手打刻印というと、ハンマーで金属に叩いて文字を打刻する、
いわゆる刻印の普遍的王道を走っていたわけですが、どうも長い間変わらない
そのスタイルに疑問を投げかけたのが【STAMP-EX】のきっかけとなりました。
差替式ですので、潰れたからといって1本丸ごと交換しなくてもいいわけですし、
またホルダー1つに、文字を数種類持てば、経費削減になるわけです。
ダブルECOなんです。
命名は、社内公募で製造の若手リーダーMさんのネーミングで決まり、キャッチコピ
ーも、同じく社内公募で営業のSさん、M部長、それぞれ採用となったわけです。
「エコノミーを追求したらエコロジーになりました!」
今の時代にあったなかなかいいアイデアですよね。
▼刻印・刻印機のことなら東京彫刻工業株式会社HPへhttp://www.tokyo-chokoku.co.jp
▼楽天ブログ「刻印屋のつれづれ日記」へhttp://plaza.rakuten.co.jp/MarkingProducts/
▼▼大正8年創業の老舗刻印メーカー 3代目代表取締役花輪篤稔▼▼
刻印、刻印機という特殊な業界で世界を目指し、職人共々と日々全力疾走中!
2009年01月30日(金)更新
カーエレ展示会の続き
先日お話した、国際カーエレクトロニクス技術展の続きです。
当社営業部のM部長が展示会場で、刻印機のデモンストレーションを行っていると、傍から何やら熱い視線を感じたそうです。
そこで、すかさずM部長、「これはドットマーキングマシンと言いまして、ピンで打刻する・・・」いつもの通り、刻印機の説明を始めました。
「へ~すごいですね」、お客さんは何やら関心を持った様子。
「どうぞ、実際に打刻してみてください」
「いいんですか、じゃあ試しに・・・お、すごいですね」
ここまで来ると営業マンは本領発揮、お客様の御要望をヒアリングしながら、という具合に話を進めていこうと思いきや、
「あの~明日取材に来てもいいですか?」
「え、取材ですか?」
「NHKです」
「え~」当然M部長も驚きながら、快諾いたしました。
会社に戻ると、早速報連相。
NHKの取材となれば、M部長もやる気満々、「明日はもう少しスリムに見えるスーツでバシッと行くで~!」(大阪出身ですから)
「NHKのロゴマークなんか、その場で打刻したらどうですか?」社内からもアイデアが飛び交います。
みなさんなかなか、やります。
そして当日、スリムに見えるスーツを着込み、いざ出陣。
テレビカメラを向けられて緊張しないように、喋ることも事前に仕込んでおきました。
テレビクルーも登場し、当社のブースはちょとした人だかり。
ハイ、本番!
MCを務めるタレントさんが登場しました。え、MCのタレントさん?
あれ、タレントさんがカメラに向かって「簡単に刻印できてしまうんです・・・ほらこのプレートを見て下さい」みたいことを一人で喋っている。
その言葉に合わせて、カメラは当社の製品を撮影しています。
あれ、いつ喋ればいいの?だんだん雲行きが怪しくなってきた・・・と思いきや。
ハイカット!有難うございました!
M部長、無念でした・・・
しかも、よくよく聞くと、NHKワールドTVという番組で、日本の製品を世界に伝える国際放送だとか。国内放送は、地デジでしか放送されていませんだとか。
そういうことですか・・・
まあどうであれ、私たちの製品が認められたのですから良しとしましょう。
皆さん、展示会御疲れ様でした!
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刻印、刻印機という特殊な業界で世界を目指し、職人共々と日々全力疾走中!
2009年01月16日(金)更新
プロジェクト
昨年から、社内で様々なプロジェクトを発足させています。
プロジェクトの中には、私主導で行っているプロジェクトもありますが、基本は社員さん主体にて、夫々のプロジェクトを進めてもらっています。
その中でも最近ようやく一つの製品に落ち着きそうなプロジェクトがあります。
名づけて「トッピングプロジェクト」
基本は改善、改良をテーマにしていますが、今回は改良から発展し、新たな商品を作りました。
詳細は、いづれご紹介させて頂きます。
本日もそのプロジェクトミーティングがあり、参加いたしましたが、「なるほど~」と思える提案がどんどん出てきます。
当然私は、一拝聴者ですので、殆ど口を出しません。
半年ほど前にスタートしたプロジェクトですが、段々皆さんのアイデアに耳を傾けている方が私も面白くなって来ました。
実際に自ら企画し、自ら設計し、自ら製作し、自らモニターになり、自らPRする、熱くならないわけがありません。
実際、愛着も沸くだろうし。
私の性分上、何でも口を挟みたくなりますが、そこを我慢して、常に方向性だけを見失わないように、今年の私のテーマです。
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2009年01月10日(土)更新
ものづくりの観点
こんなときだからこそ、改善や改良、開発に力を入れて行きたいと、皆さんそれぞれが考えていることと思います。
当社もその通りで、これまで当たり前であったことを、本当にそれでいいの?とか、これこうした方がいいんじゃないの?などということを徹底的にやり始めています。
然しながら、今に始まったことではなく、本来はこれまでやってこなければいけなかったことで、結果やってきていないから、今の時勢の景気に左右されてしまうのであって・・・なんて後悔するばかりでございます。。。
まあそんなことを後悔してもしょうがありませんので、前向きに物事を考えましょう。
それにしても、お客様視線・・・、使う側の立場に立って・・・当たり前ですが本当に大事ですよね。
言葉一つとっても、相手を考えて喋っているのか、分かりやすく伝えているのか。
カタログの文言でも、自分たちはわかっているからこういう言い回しをするけど、本来きちんと伝わっているのか?
商品開発も、自分で使ってみてどうのなさ?などなど・・・なかなかその意味合いは深いわけです。
この過程、つまり産みの苦しみを乗り越えてこそ、未来は開けるわけで、苦しみとも思わない快楽エネルギーと言いますか、「産みの楽しみ」にしないといけませんね。
経営者は、この場に入れてよかった!と思えるまさに「産みの楽しみ」を作る土台作りをしないといけないと思います。
そんなチャンスが、勝手に来てくれているわけですから、逆にラッキーと思ったほうが得かもしれません。
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