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「見られる化」による効果

投稿日時:2009/06/14(日) 10:34rss


先週は、2日連続で工場見学のお客様をお迎え致しました。

11日(金)は、茨城県日立市の青年経営者研究会の皆様14名、そして

12日(土)は、岡山県津山市の関塾の皆様15名、

です。

特に土曜日は、会社は休みなのですが、社員さんが率先し、有志にて出勤、

弊社の「見られる化」を自ら推進してくれました。嬉しい限りです。

当社の説明係、営業部Sさん、製造部リーダーM君、彫刻担当N君も、段々と

板についてきて、笑いも交えながら余裕のある説明ができるようになって

きました。これまた頼もしい限りです。

まず大きなハードルを越えた(?)と思われるので、次のテーマを決めて、

お客様をお迎えできるように考えないといけませんね。

次回まで案を練ってきます。


皆さん、弊社に来ると、びっくりされる方が多いようです。下町と言えども

都心の狭小スペースでどうやってものづくりをしているのかと。特に地方から

来られたお客様は、皆さん口揃えて仰ります。

「刻印そのものを作っているの?」とか「ここで刻印機もつくってるの?」

などなど
 
「はい、作っています!」

「???」

そうなんです、広い土地もないし、地代も高い現実の中で、規模に頼る経営は

弊社はできないのです。最新設備もあるわけでもありませんし、工作機械が

何十台と並んでいるわけでもありません。明らかに想像する一般的な

ものづくりとは異なると思います。でもやり方はあります…

弊社は人による技術力、そして製品の開発力で歩んでいます。小さい町工場

ながらも「刻印」というニッチな分野で、1メーカーとしてものづくり

に励んでいるのです。大量に生産することが少なくなってきた時代に、

どうやってものづくりを極めていくか、やり方を考えればいいのです。

その中の一つに職人技術というものがあります。何でも機械で出来る時代、

だからこそ考えなければいけないような気がしてなりません。

そして今思っていること、それは弊社にとってその技術の継承がやはり一番

重要かも知れないということです。

こうやって「見られる化」で数多くのお客様が来られ、色々な質問をお受け

致します。何気ない一言を訴求したり、考えたりすることで、また新たな発見

が産まれることもあるわけです。実にいいことです・・・。

刻印 刻印機 日立市

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▼▼大正8年創業の老舗刻印メーカー 3代目代表取締役花輪篤稔▼▼
刻印、刻印機という特殊な業界で世界を目指し、職人共々と日々全力疾走中!

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会社概要

大正8年創業の老舗刻印メーカー。 刻印製品一筋に、自動車産業を始め、鉄鋼産業、継手バルブ産業、工作機械産業、貴金属産業などのさまざまな製品に打刻する刻印及び刻印機をご提供して参りました。小さいながらも、日本の各種産業を支える刻印専門メーカーです。 1919年 花輪刻印製作所を創業...

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個人プロフィール

下町の刻印屋、東京彫刻工業株式会社の3代目です。刻印、刻印機という特殊な業界で世界を目指し、職人共々と日々全力疾走中!

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