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建設的な会議

投稿日時:2009/06/16(火) 22:29rss

会議やミーティングは常に建設的でなければいけないと思っています。

ただ人が集まり、わいがやでは全く意味がありません。

報告会とはまた異なると思います。つまり双方で何かしらの答えを見つけ出すもの

が、会議でありミーティングだと思うからです。

会議内ではとかく批判的な意見が飛び交います。

「君らがだらしないからいけないんだ!」

「なぜ納期が間に合わない!」

「準備が遅いからだ!」

などと、そんな会話は日常です。良い喧嘩は大いに結構。これは当社でも奨励して

います。でも、ここに落とし穴。

相手を批判することだけが会議でもないし、そもそもこの流れに慣れてしまってい

る、という経験ありませんか?

結局、建設的でもなければ、PDCAなんてよく言ってていても、意味を成さないので

す。会議にも色々な性質があります。受注や売上などの営業会議や、品質会議、

そして製品開発会議、など会社によっても違うわけです。でも最終的にどの会議でも

共通しているのは、「お客様第一」であり、その前提に物事を考えた場合、なんでも

そうですが、やる前から「できない」なんてことはあり得ません。ましてやこの不況時

に、お客様からお仕事を頂けるのです、まずは「よし、やってみよう!」です。

では、どうやって具現化するのか、価格や納期、品質、いわゆるお客様の要望に

できる限りお答えするにはどうしたらよいのか、それを打ち合わせるのが、会議や

ミーティングの場だと思うのです。そして必ず答えを見つけ出す。もしかすると全ての

要望にお答えできないかも知れない、しかしそれはきちんと着地点を明確にし、納得

して頂ける説明をすることで出口が見えるはず。

でもやる前から批判では、何も見えてこないと思うのです。

そして、方向が決まったら、予定をきちんと立てる、常に進捗具合を確認する、

できないところは何故できないのか考える、このPDCAが必要です。

予定は立てたのに、時間は十分あるのに、なぜかできない、という経験ありません

か?全く、お客様や関わる周囲のことを意識していないからできないんでしょうね。

「謝ればいいか」

意外と多いですよ、自己の意識改革もなしに、できない理由を並べる人は。

そんな話を聞くとうんざりします。

きっと、今できない=1年経っても、5年経ってもできない、でしょうね。

何にしろ、段取りは極めて重要です、これはものづくりの工程だけでなく、事務、

営業、設計、など全てです。段取りさえ終われば、あとは流れ作業のようなもので

す。この段取りをきちんと整理する、ここに「できない理由」を「できる理由」に変え

る、大きなヒントがあるように思えます。

昨日より今日、今日より明日、その精神で頑張りましょう!

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▼▼大正8年創業の老舗刻印メーカー 3代目代表取締役花輪篤稔▼▼
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下町の刻印屋、東京彫刻工業株式会社の3代目です。刻印、刻印機という特殊な業界で世界を目指し、職人共々と日々全力疾走中!

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