大きくする 標準 小さくする


経営に王道なし

投稿日時:2009/10/29(木) 19:12rss

激動の1週間でした。まあ、いつでも激動と思っているのですが・・・

先週末から今週にかけては特にです。

昨年来からの不景気で当社もご他聞に漏れずその波をバサッと受けてきました。

そしてこの数ヶ月、空いてしまった時間を利用して、教育体制を整えたり、

技能検定を受検したり、社外教育の講師にきて頂き1ヶ月間ほど指導を受けたり、

外注の内製化を図ったりと、内部強化を整えてきたつもりです。社員さんも、

こういう時期に今やるべきことを理解していると思っていました。

いつかまた忙しくなったときのために・・・

そして序所にではありますが、細かな仕事が増え、慌しくなり始めてきた矢先、

現場としてはいよいよその訓練してきた成果を発揮するときがきたわけです。

そう、準備は万全!

・・・と思っていたのはどうやら私だけだったようです。

残念ながら、私からみれば前と何も変わっていない現場がそこにはありました。

悲しいかな、やる前からできない、パニックだ、外注に出して欲しい・・・

など全く去年と変わらない姿を目の当りにしたのです。

なんだこれは?

全く恥ずかしい御話しですが、この数日間、私は朝礼で真剣に怒り続けました。

こんなに皆に憤りの感情を抱いたのは初めてというぐらいの思いでした。

情けない・・・結局人間は変われないのか、そんな思いでした。

売上が減っていても、昨年と同じように経費だけは使っている、外注にも依頼

している・・・。

しかし、これは彼らだけの問題ではありません。私を含めた経営陣の責任だと

思います。やはりもっと深耕しないといけないと悟りました。

更なる実践、実行、そして伝えたいことは、思っている以上に伝わらないこと、

やはり地道な繰返しが必要なのです。経営に王道はありません。

今回も大変勉強になりました。

▼刻印・刻印機のことなら東京彫刻工業株式会社HPへhttp://www.tokyo-chokoku.co.jp

▼楽天ブログ「刻印屋のつれづれ日記」へhttp://plaza.rakuten.co.jp/MarkingProducts/

▼▼大正8年創業の老舗刻印メーカー 3代目代表取締役花輪篤稔▼▼
刻印、刻印機という特殊な業界で世界を目指し、職人共々と日々全力疾走中!

トラックバック一覧

コメント


おつかれさまです

経営者がどんな思いでお給料を払い続けているのか
従業員さんにもわかってもらいたいですね。

会社経営をしているからには
経営者が仕事を取ってきて当たり前
従業員は給料をもらえて当たり前、と
思われると、つらいですね・・・

私は一人しか雇っていませんが
それでもしんどいときあります。

Posted by いよりん at 2009/10/30 01:32:00 PASS:

わかります

花輪さん、おはようございます。

その気持ち、めちゃくちゃ分かります。

Posted by はまの@レーザーテック at 2009/10/30 07:52:00 PASS:
名前:
Eメールアドレス:
コメント:
ファイル

画像の英字5文字を入力して下さい。:
パスワード:

会社概要

大正8年創業の老舗刻印メーカー。 刻印製品一筋に、自動車産業を始め、鉄鋼産業、継手バルブ産業、工作機械産業、貴金属産業などのさまざまな製品に打刻する刻印及び刻印機をご提供して参りました。小さいながらも、日本の各種産業を支える刻印専門メーカーです。 1919年 花輪刻印製作所を創業...

詳細へ

個人プロフィール

下町の刻印屋、東京彫刻工業株式会社の3代目です。刻印、刻印機という特殊な業界で世界を目指し、職人共々と日々全力疾走中!

詳細へ

<<  2024年11月  >>
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

コメント一覧

最新トラックバック