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出会い

投稿日時:2009/01/14(水) 23:17rss

ここ数日、偶然にも島根の方との出会いが立て続けにありました。

昨日は、今や島根を代表する若手リーダー、奥出雲の三澤社長との交流、そして本日は、益田市の吉部社長御一行様が来社されその後皆さんとの会食、なんだか“今年は島根との距離が近くなる”と、勝手に思い込んでいたことが、年明け早々現実になり始めたような、そんな気がしています。

アケボノ株式会社の吉部社長さんは、実は彫刻工の出身。大阪で彫刻工として経験された後に島根に戻り、創業。今や精密金型の設計製作を始め、部品加工やレーザー溶接、なんとマイ箸製作まで手掛けている立派な会社です。

“マイ箸”ですがこれがまたユニークな構造でして、小さく収納できる上に、きちんと洗浄できるように分解可能な仕掛けになっております。
お弁当箱にも収まるぐらいのコンパクト性がありますから、まさに携帯型エコマイ箸ですね。

my hashi 1

my hashi 2

また、島根と言えば、世界遺産にもなった石見銀山。その銀を利用し、象牙のつまみ部と組み合わせた超高級マイ箸も見せていただきました。
銀の細工は、東京芸大の先生によるデザインだとか。
なかなか素敵なお箸でした。

my hashi 3

my hashi 4

金型屋さんとマイ箸とは繋がり難いかもしれませんが、これがとても重要なところでして、一見関係なさそうに見えても、人の繋がりやこれまでの失敗経験など、分りにくいところで全てがつながっていて、その見えにくい繋がりを地道に辿っていくと、新たなアイデアや市場が生まれることもあるわけです。

吉部社長さんも、「いくつもの失敗を繰り返してきた、でも常に今日が人生の始まり、昨日まではリハーサル」と思うようにしてきたとのことです。

やはり経験ってやつには勝てません・・・

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もう少し

詳しい構造知りたいですね。
今度教えてください。

Posted by 下町の莫大将 at 2009/01/15 06:56:00 PASS:
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会社概要

大正8年創業の老舗刻印メーカー。 刻印製品一筋に、自動車産業を始め、鉄鋼産業、継手バルブ産業、工作機械産業、貴金属産業などのさまざまな製品に打刻する刻印及び刻印機をご提供して参りました。小さいながらも、日本の各種産業を支える刻印専門メーカーです。 1919年 花輪刻印製作所を創業...

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下町の刻印屋、東京彫刻工業株式会社の3代目です。刻印、刻印機という特殊な業界で世界を目指し、職人共々と日々全力疾走中!

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