東京彫刻工業株式会社 代表取締役 花輪 篤稔 の日記 | 経営者会報 (社長ブログ)
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2009年07月08日(水)更新
今始まりました!
深セン進出構想から3年が経ち、昨日2009年7月7日、テクノセンターとの契約が
完了、こうしてテナント企業になることが出来たわけです。
9月からの生産開始まで残すところ2ヶ月、やるべき課題は多々ありますが、
少しづつではありますが、前進していることが感じ取れます。
しかしながら、本当の試練は当然ながらこれからで、ようやくスタートラインに立てた
ようなそんな気がしてます。
弊社の「夢をかなえるための理念」のように、選択と集中で開発業務を進め、
「すみだから世界へ」を合言葉に町工場の指針となるような会社作りを今後
目指します。
今回一緒に滞在している3名の社員さん、O部長、Kさん、Y品質管理室の皆さんも
有難い事にやる気十分、素直に嬉しいです。
「すみだから世界へ」計画、今始まったばかりです
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刻印、刻印機という特殊な業界で世界を目指し、職人共々と日々全力疾走中!
2009年06月25日(木)更新
「逢い」 「相」 「愛」
弊社も出展致している、機械要素技術展で「ご対面」を果たすことができたの
です。
【三元ラセン管工業株式会社 高嶋社長様】
3年越しのベローズビールサーバーを展示されていました。何とも世界に類が
ない開発だそうです。炭酸ガスの要らないサーバーですから環境にも優しいと
のこと、見た目もすっきりされていてまさに時代の象徴製品でした。
【枚岡合金工具株式会社 古芝社長様、古芝副社長様】
社名の通り、冷間鍛造の金型のみ展示されていると思いきや、ブースが2箇所
あり、ITソリューションのコーナーにも、独自で開発したファイリングソ
フトを出展されていたのには驚きです。古芝社長様の経営魂を垣間見させてい
ただきました。
【三和メッキ工業株式会社 清水専務様】
メッキ処理の種類の多さを知り大変勉強になりました。カラフルなアルマイト
処理がとても印象的でしたが、同時に清水専務様のヘアーコーティングも素敵
でした。やはり仕事を体で表現する、まさにメッキを地で表現している姿に
職人魂を見させていただきました。
【アクタスアドバイザリー株式会社 辻松パートナー様】
三元ラセン管工業様のブースで偶然にも出会わせて頂きました。その後、弊社
のブースにもお立ち寄り頂き、私のつたない説明を熱心に聞いて頂きました。
有難う御座いました。
【株式会社創 村上社長様】
枚岡合金工具様のブースで同様に出会わせて頂きました。本日、来場される前
に同じ墨田区の久米繊維工業さんの久米社長様とお逢いしてきたとのこと、今
度は是非、弊社にもお越し下さい。
というわけで、本ブログをきっかけとした「出逢い」が今日もあちらこちらに
起こっていたわけです。これも本当に「ご縁」であります。
情報の発信や共有化として、メールやブログは最適なツールであることは間違
いありません。しかしながらこうして「出逢う」ことが何よりも本当の
「ご縁」な訳で、いつもながらその「出逢い」にワクワクさせて頂きました。
これからも「逢い」「相」「愛」、必要ですね。
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2009年06月16日(火)更新
建設的な会議
ただ人が集まり、わいがやでは全く意味がありません。
報告会とはまた異なると思います。つまり双方で何かしらの答えを見つけ出すもの
が、会議でありミーティングだと思うからです。
会議内ではとかく批判的な意見が飛び交います。
「君らがだらしないからいけないんだ!」
「なぜ納期が間に合わない!」
「準備が遅いからだ!」
などと、そんな会話は日常です。良い喧嘩は大いに結構。これは当社でも奨励して
います。でも、ここに落とし穴。
相手を批判することだけが会議でもないし、そもそもこの流れに慣れてしまってい
る、という経験ありませんか?
結局、建設的でもなければ、PDCAなんてよく言ってていても、意味を成さないので
す。会議にも色々な性質があります。受注や売上などの営業会議や、品質会議、
そして製品開発会議、など会社によっても違うわけです。でも最終的にどの会議でも
共通しているのは、「お客様第一」であり、その前提に物事を考えた場合、なんでも
そうですが、やる前から「できない」なんてことはあり得ません。ましてやこの不況時
に、お客様からお仕事を頂けるのです、まずは「よし、やってみよう!」です。
では、どうやって具現化するのか、価格や納期、品質、いわゆるお客様の要望に
できる限りお答えするにはどうしたらよいのか、それを打ち合わせるのが、会議や
ミーティングの場だと思うのです。そして必ず答えを見つけ出す。もしかすると全ての
要望にお答えできないかも知れない、しかしそれはきちんと着地点を明確にし、納得
して頂ける説明をすることで出口が見えるはず。
でもやる前から批判では、何も見えてこないと思うのです。
そして、方向が決まったら、予定をきちんと立てる、常に進捗具合を確認する、
できないところは何故できないのか考える、このPDCAが必要です。
予定は立てたのに、時間は十分あるのに、なぜかできない、という経験ありません
か?全く、お客様や関わる周囲のことを意識していないからできないんでしょうね。
「謝ればいいか」
意外と多いですよ、自己の意識改革もなしに、できない理由を並べる人は。
そんな話を聞くとうんざりします。
きっと、今できない=1年経っても、5年経ってもできない、でしょうね。
何にしろ、段取りは極めて重要です、これはものづくりの工程だけでなく、事務、
営業、設計、など全てです。段取りさえ終われば、あとは流れ作業のようなもので
す。この段取りをきちんと整理する、ここに「できない理由」を「できる理由」に変え
る、大きなヒントがあるように思えます。
昨日より今日、今日より明日、その精神で頑張りましょう!
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2009年06月14日(日)更新
「見られる化」による効果
先週は、2日連続で工場見学のお客様をお迎え致しました。
11日(金)は、茨城県日立市の青年経営者研究会の皆様14名、そして
12日(土)は、岡山県津山市の関塾の皆様15名、
です。
特に土曜日は、会社は休みなのですが、社員さんが率先し、有志にて出勤、
弊社の「見られる化」を自ら推進してくれました。嬉しい限りです。
当社の説明係、営業部Sさん、製造部リーダーM君、彫刻担当N君も、段々と
板についてきて、笑いも交えながら余裕のある説明ができるようになって
きました。これまた頼もしい限りです。
まず大きなハードルを越えた(?)と思われるので、次のテーマを決めて、
お客様をお迎えできるように考えないといけませんね。
次回まで案を練ってきます。
皆さん、弊社に来ると、びっくりされる方が多いようです。下町と言えども
都心の狭小スペースでどうやってものづくりをしているのかと。特に地方から
来られたお客様は、皆さん口揃えて仰ります。
「刻印そのものを作っているの?」とか「ここで刻印機もつくってるの?」
などなど
「はい、作っています!」
「???」
そうなんです、広い土地もないし、地代も高い現実の中で、規模に頼る経営は
弊社はできないのです。最新設備もあるわけでもありませんし、工作機械が
何十台と並んでいるわけでもありません。明らかに想像する一般的な
ものづくりとは異なると思います。でもやり方はあります…
弊社は人による技術力、そして製品の開発力で歩んでいます。小さい町工場
ながらも「刻印」というニッチな分野で、1メーカーとしてものづくり
に励んでいるのです。大量に生産することが少なくなってきた時代に、
どうやってものづくりを極めていくか、やり方を考えればいいのです。
その中の一つに職人技術というものがあります。何でも機械で出来る時代、
だからこそ考えなければいけないような気がしてなりません。
そして今思っていること、それは弊社にとってその技術の継承がやはり一番
重要かも知れないということです。
こうやって「見られる化」で数多くのお客様が来られ、色々な質問をお受け
致します。何気ない一言を訴求したり、考えたりすることで、また新たな発見
が産まれることもあるわけです。実にいいことです・・・。

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2009年06月11日(木)更新
会社の雰囲気作り
その時の講師は、オーケー企画 大濱社長さんという方で、大変パワフルで、
且つ御話しが上手な素敵な女性社長さんでした。
18:00から21:00までの約3時間、休みなしでご講演されるのですが、
その中のお話で、子供の凶悪犯罪についての御話しがありました。
中でも印象に残ったのが、凶悪犯罪を犯した子供が育った学校環境の共通点
が一つだけ存在した、ということです。
それは、どの学校にも花がなかったというものです。
つまり、育った学校の校庭には一輪の花も植えられていなかった、という事実
が共通していたそうです。
なんだか寂しいですね・・・
自分で種を植えて、水をやり、芽が生え、成長し花を咲かせる、その育てる
喜びがどうやら大事らしいです。
また、花を置くということによって、周囲を明るくさせたり、和ませたりする
わけで、決して損はないはずです。
それは家庭でも一緒だと思います。皆さんの家庭はどうですか?
ただ、急に花なんて買って帰ると、奥様に怪しまれる危険性はありますが…。
ということで、当社は先週から、切花ですが受付にお花を飾ることにしまし
た。業務のAちゃんやSさんも大喜びで、近所のお花屋さんと交渉してくれ、
週ごとに取り替えてくれる段取りもつけてきてくれました。
とても小さいことのようですが、こういうところから会社の雰囲気を作って
みるのもいいかもしれませんね。

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2009年06月03日(水)更新
突然のお客様
突然のお客様をお迎えしました。
先週、その方から手紙を頂き、なにやら3月に行われた墨田区のシンポジウムで
弊社のことを知ったとのこと、一度見に行ってもいいだろうか、という内容の
ものでした。弊社は基本誰でもWelcome体制ですので、どうぞお越し下さい、
という返事をさせて頂きました。
昨日、そのMさんが来られ、御話しを伺っているうちに、早稲田大学の研究室で
溶接やら鋼材の研究をしてこられたとのこと、退職後はこれまでのネットワーク
や経験を活かし、モノづくり集団「歩」を発足させ、今はアドバイザー的に
各地を訪問している、というなんとも志高い偉いお方です。
何でまた弊社なんですか?という率直な質問を尋ねてみたところ、前述の
シンポジウムで私が喋った、事業承継の考えに共感を得た、どんな会社か見に
来たかった、というお答えが帰ってきました。
なんとも嬉しい御言葉、「見られる化」推進中の弊社としましては存分に見て
頂いたわけです(といってもあっという間に終わってしまうのですが…)。
最後に、そのMさんから、これどうぞ読んでみて下さい、と
「コストを下げれば品質は上がる」(著:三木博幸)という本まで頂いて
しまいました。
こういう出会いもあるものなんですね~。
じっくりと読ませて頂きます。有難う御座いました!
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2009年06月02日(火)更新
ひたち立志塾開講式の続き・・・
昨日の続きです・・・
日立市の工場見学を終え、そのまま立志塾の開講式に。
今年で3期目となる立志塾の参加塾生は総勢10名です。
始めに立志塾の事務方となります、小山さん、小泉さん、杉山さん、そして
日向さんからそれぞれ昨年までの成果や挨拶があり、その後は一橋大学教授の
関先生からのご講和約1時間半、じっくりと聞かせて頂きました。
その後は3期生の方々からの自己紹介を兼ねた挨拶が行われました。
そこで全体を振り返って一言・・・
皆さんとても真面目で勤勉さが伝わってくるのですが、どの方も口を揃えて
言う台詞がありました。それは、
「私も人前で喋るのが苦手なんですが・・・」
から始まったということです。恐らく一番最初の方が謙遜して仰ったことを、
皆さん後に続けたように思えるのですが、ちょっと残念というのが本音でし
た。
3期生の方々は経営者若しくは幹部の方なのですが、やはりトップは常に人前
で語ることを仕事の一つとしなければいけません。それはお客さんや社員さん
に対して、プレゼンや経営理念を発表することですから、やはり相手に自分の
熱き思いを伝えなければいけません。おそらく謙遜されてのことでしょうが、
この場ではその必要性は全くなく、上手下手関係なく、思いを人に伝えること
が重要なのです。なんでこの塾に入ったのか、という思い。
それは喋りのテクニックはあるでしょうが、何よりも喋ることが仕事ですからね、経営者は。
だから余計、そんな前置き要らないのに・・・思った次第でした。
以前私も500名近い前でパネルディスカッションをやったことがあります。
流石にその時は、「こんな大勢の前で御話しすることは始めてですので・・・」と
冒頭喋りましたが、決して「話すことが苦手で・・・」、とは言ったことはありません。
堂々と人前で思いを言える、その姿勢が大事ですね。
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2009年06月01日(月)更新
茨城県日立市の工場から
いよいよ6月に入り、今年も残るところ7ヶ月。刻一刻と時は過ぎ去ります…
今月も気合入れてバリバリ働きましょう!と、気持ちは十分なのですが、なかなか
数字がついてこない。そのジレンマを早く克服しなければなりませんね。
世の中のせいにしてもしょうがありません、東京彫刻号というバスに乗るか降りるか、
乗ったからには方向を見失わずにしっかりと目標を見続けることが重要です。
というわけで、先週末の土曜日、朝7:30上野発の特急フレッシュひたち号に飛び乗り、
茨城県日立市の工場見学と我らが一橋大学関先生塾頭の若手経営塾「立志塾」の開講式
に行って参りました。
上野駅でドタバタと電車に飛び乗ったら目の前に関先生、偶には良いこともある
ものです、1時間半の車中で色々と勉強させて頂きました。
工場見学1番目、東海駅で待ち合わせの日立市の小山さん、一橋大学の学生さん、
日経BP社の記者さんと共にタンゲ製作所さんに伺いました。
中小企業庁が実施している「元気なモノ作り中小企業300社」に認定された工場です。
主力商品は、「タップ加工装置内蔵の複合順送金型」です。???でしょうが、
つまり金型でプレス加工を行うと同時に、ネジきりの加工も同時に行ってしまおう
というもので、金型にねじ切り装置を組込む中々のアイデアものです。
特に田家(タンゲ)社長のこだわりとして、
「技術力というものは、いかに製造コストを下げてお客様に満足して頂けるか」
という思想をお持ちで、社長自ら携帯電話やPCなどの製品を分解して、切削物
のパーツを自社のプレス加工に置き換えできないかを日頃から研究されている、
いわば職人肌の社長さんです。中国にも負けない価格を日本で生産しようと
頑張っておられる姿勢は脱帽でした。
工場見学2件目は、立志塾2期生の三和精機さんに伺いました。金型工場とプレス工場
合わせて70名の中堅企業さんです。今は主に日立製作所の仕事が多いとのことですが、
数年前までは価格だけの競争に敗れ日立製作所の仕事は2割程度しかなかったとのこと。
しかし品質によるトラブルから同社に仕事が戻り9割が日立製作所の仕事のようです。
社長の磯前さんは設計上がりのエンジニア社長さんで、製品に対するこだわりがあちらこちらに伺えます。
設備も中型機械が所狭しと並び中々の活況ぶりでした。
そして工場見学最後は、磯前社長と同じ立志塾2期生の幸田商店さんに伺いました。
茨城県の産物の一つ、干し芋を加工販売している会社です。昨年、中国青島に行った際に、
同社の中国合弁工場を見学させて頂きましたが、茨城では当然ながら日本産にこだわり
付加価値の高い商品を創っています。そして鬼沢社長さんは4~5年前から茨城で
さつま芋を作るべく農業に参入する英断をしたやり手社長さんです。
干し芋というニッチな世界でいかに利益率を高めていくかということを理念とし、
今後はその利益をより川上である農業に投資していく、まさに今の時代に敵したやり方にて
手腕を発揮されていました。
皆さんタイプが異なる会社、社長さんではありましたが、今回も夫々勉強になるお話
を伺えて、立志塾の塾生を初め日立市全体で乗り切っていこうという思いを強
く感じた次第です。
その後、立志塾3期生の開講式に流れますが、それはまた次回と言うことで…
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2009年05月29日(金)更新
5月も終わり・・・
な1週間を過ごしました。ちょっと疲れたことを家内に伝えると「年だね~」
と揶揄される始末、これではいかんと、来月もバリバリ働きます!
ところで、5月は当社の期首月でもあり社内には、新たな目標や試みの掲示物が
公表され、気分一新、新年度への期待感が漂います。今度本ブログでも紹介
しますね。
そして各部門では、半期に一度の面談も実施され昨年の成果と評価、そして
反省を踏まえ新年度の個人の目標を上司と相談しながら決めていくわけです。
5月というのは当社にとって全てが一新される月ということになります。
しかしながら、不幸にも変わらなくていい、という人もこのご時世いるわけ
で、そんな報告を受けるととても残念な思いです。
いつまでも同じ状況が続くと思っているのかどうかわかりませんが、昔から
こうだったとか、挑戦することが苦手だとか、とにかく変化を求めないわけ
です。日々同じことを繰り返すことが好きなんでしょうね。
私は昨年暮れに、社員さんの前で雇用は守るということを話しました。
だから皆で不況にも立ち向かおうということも伝えました。1日1改善や
少しづつでもいいから日々前進しようと。年齢は関係ない、どうしたら成長
することができるかを考え、昨日より今日、今日より明日、常に進歩しようと
言いました。でも理解されていないと思うと無念でしょうがありません。
同じバスに乗れない人をどうして守ることができるのか、そんな複雑な思いです。
バスに乗るか乗らないのか、それは会社が決めるのではなく、自分で決めることなのです。
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2009年05月17日(日)更新
島根県訪問
以前から本ブログでもちょくちょく登場している島根県の産業人や行政の方々
との交流を主として、2日間回ってきたわけです。
初日は、言わずと知れた今や島根だけでなく日本を代表する起業人、奥出雲の
エヌイーワークスさんを訪問させて頂きました。
電子部品事業からの英断転向を図りお菓子メーカーとして頑張っておられる
三澤社長さんです。さすが電子工場の設備を利用しているだけあって
クリーンルームを完備、その中で女性の方々がもくもくと手作業でお菓子を
作られている姿は圧巻です。新商品のアイデアも社員さんの中から生まれて
くるということ、皆さん180度転向で最初は戸惑いもあったようですが、今や
立派なお菓子職人。これも地方の雇用問題を真剣に考え抜いた三澤社長の思い
一つです。いつもながら若干34歳の三澤社長の行動力には頭が下がります。


その後、奥出雲から益田市に向かい(と言っても車で4時間近くかかります)、
益田市役所にて益田の福原市長を始め、産業経済部の方々と意見交換を行わ
せて頂きました。実は福原市長は、現在35歳、就任当時は最年少市長として
世間を賑わせた志の高い方でありす。同じ30代として大きなエールを送り
たいと思います。
翌日は、朝から同じ彫刻業から金型業へ転向したアケボノさん。吉部社長は
一見、ちょいわる親父風ですが、中身は実直そのもの、三澤社長と
同じ地域の雇用を真剣に考えている立派な熱い方です。毎年工業高校卒業生を
一人は採用するといったことからも、平均年齢34歳という会社の人材作りを
築き上げている素晴らしい方です。設備も最先端設備を保有し、
ミクロンオーダーの仕事をしっかりと行っておられています。羨ましい…。


そして、最後にMランドという自動車学校を訪問させて頂きました。
何で自動車学校?と思いの方も居られるでしょうが、これが並みの自動車学校
ではありません。毎年6000人の受講生が来られるということですが、その
うち5000名が県外からの合宿生です。もちろん北海道から、東京、沖縄まで
全国に散らばります。自動車の免許を取得することだけではなく、人としての
哲学を学ぶ学校なのであります。それも斡旋業者からの申込みではなく、6割
近くがいわゆる口コミで広まり、入所を申込みされるということ。20年前に
受講された御母さんの娘さんが今リピーターとして来られているということ
ですから、究極のリピータ率なのです。


今回出会った全ての方々は、地域を活性化させようという熱き思いの方々
ばかりです。私たち都会に住んでいると中々地方の現実が分かりませんが、
こうやって相互の交流を草の根的に行うことで、お互いの現実を理解し、
そして地元地域だけでなく、10年後、20年後、そして50年後の日本をどう
するか、どうしたいのか、という課題が見えてくるわけです。
何事も先ずは体感する、ということが始めの一歩に繋がるわけで、これからも
大いに体感していきましょう!
最後に、今回のコーディネーター役を務めて頂いた江津市の横田さん始め、
益田市、島根県県庁の皆様有難う御座いました。この場をお借りして御礼申し
挙げます。
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