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2009年08月11日(火)更新

製品開発等支援補助金

先週の7日(金)に、政府が支援している

「ものづくり中小企業製品開発等支援補助金」(試作開発等支援事業)の採択

が発表されました。

こんな時代ですから、弊社もご他聞に漏れず、締め切りギリギリにて応募させ

て頂きました。

予定より1ヶ月近く延長され、先日ようやく発表となったわけです。

7387件の応募企業の中から、1655件の採択企業に選ばれました!

この真っ暗闇の中で、少しだけ、ほんの僅かだけ、光が見えたようなそんな気

がしております。

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▼▼大正8年創業の老舗刻印メーカー 3代目代表取締役花輪篤稔▼▼
刻印、刻印機という特殊な業界で世界を目指し、職人共々と日々全力疾走中!

2009年08月10日(月)更新

毎週金曜日は社内教育の日

今月から毎週金曜日は、社内教育の日と決めて多能工を精力的に推進していこ

うと実施しています。

期間は9月末を目標としていますが、正直未定です。

製造部の品質目標の一つにある多能工を、より具体的に進めるのが目的です。

「フライス作業者」は「旋盤作業」を、「旋盤作業者」は「フライス作業」

を、そして「彫刻作業者」は「タガネ作業」を、といった具合に夫々お互いが

教えあう仕組みを取っています。

もちろん、「教えっぱなし」、「教わりっぱなし」を無くす為、終業後お互い

がレポートを提出する、ということまで行います。

就業時間に多能工教育を行うわけですから、しっかりと皆さんが技術力を高め

ていかないと意味がありません。

期間終了後に、実践可能な多能工システムが完成されることを期待していま

す。

刻印 刻印機 タガネ
【タガネ作業を行っている彫刻担当N君】
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2009年08月05日(水)更新

夜道

昨晩、家に帰ると1歳5ヶ月の次女が家内の膝の上でボーっとしていました。

時間は23:30、とっくに寝ている時間です。どうしたのか家内に尋ねると、

急に熱を出したとのこと、38.6度の高熱でした。急遽近所の救急病院に

駆け込み、解熱剤を処方してもらい、何とか帰宅。その帰路の途中、ベタと

張り付いている子供を抱っこしながら、色々なことが駆け巡っている今の自分

を、何となく理解できた様な気がしました。

挑戦には踏み出す勇気が必要です。まして新しいことをやろうとするなら、

幾つものハードルを越えなければいけません。時には、全く予測しない難題も

降りかかってきます。でもそれは、必ずや乗り越えられるのです。

運命というものは、「天は自ら助くる者を助く」なのだと思うからです。

乗り越えられるからこそ、色々なハードルが与えられる訳で、失敗を恐れずに

取組む勇気、気概が大事、なんですね。

と、まあそんなことを思いながら、夏の夜道を子供抱っこしながら歩いていた

わけですから、恐らくかなり怪しかったでしょうね・・・

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2009年07月31日(金)更新

8月ですよ、今年も残り5ヶ月!

今年も残り5ヶ月です。

今月は半分以上日本に居なかったせいか、特に早く感じます。

また来月から色々なことに取組んでいきます。

●清掃会社との契約を辞めたので毎朝社員全員参加の清掃業務

●これまで週一の全員朝礼でしたが毎朝に復活、約2年振りに毎朝全員朝礼型に再開、ベクトル合せとコミュニケーション力を密にします

●当社ならではの「見える化」業務、日々収支表の大幅変更

●技能検定の試験も大詰め、筆記に実技に受験者の社員さん頑張って下さい

等など、こう書いてもよく分からないでしょうが、更なる「自ら考える改革」

を行うわけです。

やはり中小企業の良いところは小回りです。

機敏性 + 意識 ⇒ 変革 

でしょうか、とにかく気付いたら、思ったら自らやってみる、

それが大事だと思います。

8月も、暑さと世間に負けず乗り切ります!


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2009年07月30日(木)更新

ビルバオ

本日、3泊5日の強行スペイン出張より帰国しました。

やはり時差ぼけになっているようで、眠気が通り過ぎようとしています…

今回の出張目的は、スペインの提携会社との新しい製品の打合せでしたが、

なかなか越えなければいけないハードルが多く、久しぶりに緊張感に包まれ、

且つ頭をフル回転させなければならない交渉になってしまいました。

何せ交渉事ですから、お互い相手の顔色を見ながら限られた時間内に最終

着地点を見つけ出さないといけない訳で、まあ日本人一人でバスク人相手に、

第1段階としては結果良しではなかったでしょうか。

恐らく今後も色々とありそうですが、これは我々が選んだ道ですから、迷い無

く進むしかないわけです。何せこれからが大事です。

刻印 刻印機 スペイン
【パリからスペインビルバオ行きの飛行機、小さいです】


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2009年07月24日(金)更新

工業高校の先生が研修に来られています

今週の火曜日から1週間、東京都教職員研修センターの紹介のもと、工業高校

の先生が弊社に研修に来られています。研修なんていえるほど弊社では何も

お教えできませんが、とりあえずやってみようということで、御引き受け致し

しました。都立工業高校の自動車科で教鞭をとられているK先生です。

普段ものづくりを指導されているといっても、刻印製作などは全くの無縁で

しょうから、果たして当社でお役に立てるかどうか、一抹の不安を感じながら

の受入でしたが、社員さんとも、町工場の雰囲気とも、馴染みながら日々機械

加工に専念されています。さすが物覚えが早そうです。

来週月曜日でK先生の研修終了。私は、明日から3泊5日の強行スペイン出張

で、終了日は残念ながらお目にかかれませんが、またいつでも遊びに来て

くださいね。

1週間ご苦労様でした。

刻印 刻印機 K先生
【左がK先生、右が弊社の彫刻O先生】


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2009年07月20日(月)更新

初映画館

2週間振りに帰国しました。

何と言っても子供たちとのじゃれあいが帰国後一番の楽しみです。

連休ということもあって、昨日、今日と十分に遊ばせて頂きました。

長男初デビューとなる映画館に行き、アンパンマンを見てきました。

暗い映画館でどうなるか、一抹の不安を抱きながらもすんなりと着席、その後

は、パパの膝で静かに鑑賞、ホッとしました。

いよいよ秋から新たな生活スタイルが始まろうとしています。

当分子供の成長を毎日のように見れないかもしれませんが、こうやって子供は

成長していくわけで、その成長振りに安堵と少しの寂しさが交じり合うそん

な複雑な思いを感じたわけです。

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2009年07月14日(火)更新

日経産業新聞onlineに掲載されています!

7月14日付けの日経産業新聞online トップページに弊社が紹介されました。

本ブログでも紹介させて頂いた、「見える化」と「見られる化」についてです。

弊社のような職人仕事は、大いに「見られる化」するべきだと思っておりますので、

このような記事になることは、更なる「見られる化」を活性化でき非常に有難く

思います。この「見られる化」による効果を数値で表せれば尚良しですね。

今度色々な角度から分析してみます。

地域の子供たちにモノづくりの楽しさを知ってもらう「彫刻体験教室」や、世界中から

人が集まる「ショールーム工場」など理想だけは巡りっぱなしですが、少しでも具現化

できるように日々前進あるのみです。

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2009年07月14日(火)更新

「外」から見た社内

日本を離れて10日間ほど経ちますが、今回大変勉強になったことがあります。

それは自社を「外」からみるきっかけができたという事です。

話は変わりますが、国内の出張の場合、どこにいても携帯電話で用件を簡単に

済ますことが出来ると思います。しかし海外というとそうでもありません。今や普段

使用している携帯電話を殆どの国で使用できますが、余程の緊急性がない限り、

経費の面から考えると得策とはいえないでしょう。

そこでEメールが活躍、ネットワークのある環境であればどこでも繋がりますし、経費

もかかりません。実はそのEメールで、今回自社を「外」から見る事ができました。

Eメールは、携帯電話などと違い一方通行のコミュニケーションだと思います。

なぜなら相手の状況を気にせず自由に連絡することができ、これは良くも悪くも

一方通行だと思います。受信側もいつEメールを確認しようが関係ないのですし、

お互いが相手を気にしないでコミュニケーションを取ることができるツールであること

は間違いありません。

その為、送信側は、

相手にきちんと届いているだろうか? いつ見てくれるのであろうか?

そんな思いをしながら送ることもしばしばあると思います。

そんな送信側の意思を全く気にすることなく受信側は自由に処理することが

できます。返信しなければ送信側にどのように処理されているのか全く分からない

のです。

よく、ネットショッピングなどをすると、必ず「ご注文ありがとうございます、いついつ

出荷予定です」、などの第一報メールが返信されてきます。この返信Eメールに

よって、購買側はきちんと処理されていることが分かるわけで、お客様を安心させる

一つの方法ですよね。

今回の出張で感じた事は、Eメールで依頼事を送った場合の受信側の処理の問題

です。直ぐに返信が来る場合とそうでない場合、明らかに送信側の感じ方は違うと

いうことです。日本の場合は、返事が来ないと思えば直ぐに電話して確認できます。

つまり、「返信が中々来ない+電話する」 この一連の行為に然程疑問を感じ

なかったのですが、海外に居て思うことは、返信がこない、でも電話もできない、

つまり、「送信者を不安にさせる」わけです。

きちんと処理されているのか、理解してくれたであろうか、とかやはり直ぐに返信を

出す事が、サービスを考える上でとても重要だと感じました。

特に期限付きの緊急ごとを依頼している場合、何かしらの返答、

例えば、「メール受取った、確認するから明日まで待って欲しい」とか

「その件は誰それに確認してください」とか、

何かしらの第一報メールは直ぐにするべきですね。ましてやEメールを確認して

いないことがあったとして返信が遅れた場合は、尚更性質が悪く、今やEメール無し

では仕事はできないですから、そんな理由は通用しません。

Eメールは便利です。だからこそその運用方法をきちんと考え、それをサービスに

つなげる、Eメールで依頼する側の心理層を把握しなければ、お客様側の立場に

立った仕事はできないと思います。

今回、本社への連絡は専らEメールでした。そのEメールを十分に活用できていない

と思う一面が社内にありましたので、自分への戒めと思いお客様の立場に立った

サービスというものを再度考えるきっかけが出来ました。

こういうものを反面教師というのでしょうか・・・。まだまだ修行です。

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2009年07月11日(土)更新

香港調達

深セン、香港滞在6日目、休み関係なく働いております!

明日、日曜日も日系メーカー香港支店と仕様打合せです。こちらの人も結構働いて

います。

現在、現地で調達する購入品の調査にあたっていますが、中々苦戦しております。

日本という国は商社さんや販売店さんがあって、なんて便利なんだろうとつくづく感じ

ています。こちらはまとめて購入できる工具商社さんみたいなものがなく

(巡り合っていないだけかもしれませんが・・・)、製品の分野毎に分かれています。

品質の問題なども含めるとどうしても日系よりになってしまいます。しかしながら当然

コストダウンを図らなければいけないし・・・また、数量が少量だとこれまた厳しい。

でもそれは十分、理解しています。申し訳ないと思いながらも、我々町工場が外に出

る意味、そして私たちの製品に対する想いをご説明させて頂き、なんとか理解して頂

く様努力するしかありません。

残り1週間です、まだまだ仕事は山積みです・・・。

バリバリ働きますよ!

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会社概要

大正8年創業の老舗刻印メーカー。 刻印製品一筋に、自動車産業を始め、鉄鋼産業、継手バルブ産業、工作機械産業、貴金属産業などのさまざまな製品に打刻する刻印及び刻印機をご提供して参りました。小さいながらも、日本の各種産業を支える刻印専門メーカーです。 1919年 花輪刻印製作所を創業...

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個人プロフィール

下町の刻印屋、東京彫刻工業株式会社の3代目です。刻印、刻印機という特殊な業界で世界を目指し、職人共々と日々全力疾走中!

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