東京彫刻工業株式会社

華南地域は相変わらず重い雲に覆われ、どんよりとした天気で、気温も15度程度と、まだまだ肌寒い日々が続いています。

旧正月明けの1週間があっという間に過ぎ、完全に普段の生活に戻っています。

さてさて、弊社の今週は、女工員さんのリクルーティングを始め、いよいよ中国工場XX計画が実行に移され始めました。

一旦、事を始めると、不思議なもので新たな展開を呼び込むことができるのです。

女工員さんの募集で始まった弊社のリクルーティングは、いつの間にか技術職員求職の話が舞い込み、しかも2名、更に日本語を話せることが面談で分かり、そのまま2名を採用致しました。

また、本題であった女工員さんも1名採用し、来週もう一度リクルーティングをします。

更に、4月から工場敷地を今の2倍に増設することが決まり（元々、大した大きさではありませんが・・・）、人員、工場とも一気に活気づき始めています。

あとは、販売するだけです・・・（それが先でしょう！）


▼▼大正8年創業の老舗刻印メーカー　3代目代表取締役花輪篤稔▼▼
刻印、刻印機という特殊な業界で世界を目指し、職人共々と日々全力疾走中！


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昨日まで東京も大雪ということですが、こちら香港・深センも10度程でまだまだ寒い日が続いています。

旧正月も終わり、街中や工場はいつもの慌しい日々に戻ってきました。旧正月明けは、田舎から仕事を求めて都会に出てくるワーカーさんたちの就職シーズンとなります。もちろん会社側も求人シーズンとなり、募集に皆さん力が入るときです。弊社も新規採用を順次行っていきます。

そういえば、先週日本に戻っていたときのこと、ちょっと東京人らしからぬ驚きを覚えたことがありました。

その日は出社前に朝一番で立寄りがあり、いつもとは逆方向の新宿駅乗換えで赤羽駅に向かったのですが、新宿駅で都営大江戸線から埼京線に乗り換えたとき、実は新宿駅改札口の群集に圧倒されてしまったのです。

群集の流れを逆流しながら、自分でも驚くほどの動揺ぶりで「東京ってスゲーな！」ってついつい独り言をつぶやいてしまうほど。生まれも育ちも東京下町育ち、3代揃った江戸っ子のくせに、異国から来た人みたいな一種の興奮に包まれたのでした。

そしてすかさず携帯電話を取り出し、写真を1枚、パシャ。




香港も中国もどこに行ってもヒトヒトヒトですが、朝の通勤風景は日本独特のものだと思います。実は、15年前に、写真家を目指していた若かりしとき（恥ずかしながら・・・）、同じような光景にシャッターを切ったことがありました。朝の通勤時に東京丸の内側で群集に向かって立ちながら、「TOKYO」というテーマで写真を撮っていたのです。そして、余談ではありますが「TOKYO」という個展を今はなき六本木のWAVEという場所で開催したこともありました・・いやいや、懐かしい・・・。

似たような色のコートに身を包み、全員が黙々と早歩きをしながら、眉間に皺寄せて真剣な顔して改札口という同じ方向に向かって突き進む、その姿は15年前のTOKYOのイメージと完全にシンクロしました。

「東京ってスゲーな！」と思ったのと同時に、「実は15年前と全く変わっていないんだ・・・」という思いが、シャッターを切った後、寂寥感を覚えたのでした。

きっと寒いからそう思うのかしら・・・

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早いもので今年も１ヶ月が終わりました・・・

先週から中国の旧正月を利用して、日本に戻ってきています。とはいえ、－７度の韓国に行ったり、シンガポールからパートナーが来日したりと、慌しさは相変らず・・・です。

ところで先日、一橋大学関教授の新刊が送られてきました。
新評論社から出版された「地域産業の現場を行く、第4集」です。

パラパラとページをめくっていたら、「深センテクノセンター」の文字が。
そしてめくり進めていくと、なんと弊社のMarkinBOXの写真が目に入り、東京彫刻工業の文字が・・・



僅か2ページ分ではありますが、弊社のことが記事として掲載されていました！大変嬉しいですね！！

日本滞在ボケなどしていられませんね・・・
今年は何せ中国工場XX計画がありますので、しっかりと地に足つけて邁進します。

でもこちらに居ると、やはり家族の温かみを感じます・・・。
しかし、今は我慢の時、肝に銘じてバリバリ働きます！

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忘年会のシーズンです！？

ここ中国では、2月が旧正月にあたるため、今がまさに忘年会シーズンなのです。

先日は、いつもお世話になっている金属プレス業の久田香港有限公司さんの忘年会に出席させて頂きました。

総勢200名近くが円卓を囲み、盛大に行われたわけですが、中身も勤続表彰に始まり、社員さんによる出し物、そして賞金付くじ引きと、大変充実した内容の忘年会でした。

当然あちらこちらで乾杯の嵐！もちろんグラスを空けないといけません・・・ある程度の覚悟はしていましたが・・・招待されるのも大変です。

社員さんの出し物は、、踊りや寸劇などを披露するのですが、まさに真剣そのもの、有志ですが皆さんしっかりと練習されていて、この真摯な姿に正直感動しました。

賞金がもらえるということもあると思いますが、それだけではないような、純粋さみたいなものがありました。

久田社長も各テーブルを回り、乾杯につぐ乾杯、なかなか大変そうでしたが、これも大事な経営者の仕事です。

全体を通して、「真のグローバル化」とはこういう会社（人）を言うのではないかと感じさせられました。現地社員さんたちのことを考え、仕事と楽しみをきちんと分け与える、これを日本人一人でやられているのですから、脱帽ものです。

ここ深センテクノセンターの名物行事は、運動会と相場は決まっておりましたが、どうやらそれだけではなさそうです、久田忘年会も見学する価値のある立派な行事です。是非、来年もよろしくお願いします。

ちなみに翌日は、弊社の忘年会、少数でしたが随分と飲まされました・・・
忘年会は覚悟のいる行事なのです。






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香港、深センも真冬を迎えています。ここ1週間位は、最低気温6度、最高気温10度程度。東京の気温と大して変わらないのでは・・・しながら、実はこちらの方が寒いのです！？・・・

何故なら、暖房器具が無い！

1年の内8ヶ月ぐらい暑いこの地域は空調もエアコンだけ、暖房概念がないのが一般的。

コンクリート造りの工場も足元から冷えてきますし、家でも暖かく感じるときはシャワーを浴びるだけ、また公共機関や公共場所では、こんな中でもなぜかエアコンがついています！？

毎朝、深センに向かう電車は外気温10度以下なのに車内はエアコンがきいている始末ですから、日本の冬より余程寒いと思います。寒いだけではなく、エコでもない！、毎日これだけは本当に理解できません。

ところで先週末、香港代理店の息子さんの結婚式に出席してきました。昼間の挙式から夜のオープンエアの披露宴（つまり屋外での挙式）まで丸1日出席させてもらいましたが、この寒い中、新婦は当然ながらノースリーブのウェディングドレス、とても素敵な結婚式でしたが、正直かなり寒そうな気がしてなりませんでした。
でも一生に一度の二人だけのお祝いですから、寒さなんか気にならないかもしれませんね・・・



また、昨日まで北海道江別市と富山県高岡市から同じ関チルドレン（関教授門下生）の大変珍しい来客もあり、年始からなかなか忙しく過ごしております。

もうすぐこちらは旧正月を迎えます。

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今年もあっという間に6日間が過ぎました。

新年明けましておめでとうございます。

東京本社は5日からですが、中国工場は4日から稼動しています。
昨日から香港入りですが、こちらも大分寒くなってきました。

それにしても、こうして日本がお休みの場合、中国工場では私たち日本人管理者が不在になるときが多いのですが、ワーカーさんたちが真面目に仕事してくれている姿には、大変感謝ですね。

とかく、怠けるイメージが強いですが、やはりヒト対ヒト、信じることから始めないといけませんね。

今年は、更なる設備導入や人材投入など昨年以上に盛り沢山の中国工場です。悩みの種は、都度変化する政治、社会事情。色々理解不可解なことが多いですが、進出2年目でそろそろそれなりの成果を挙げたいと強く思っています。

今年もどうぞよろしくお願いします。

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先週の土曜日に、香港から帰国し、年末年始は家族と一緒に日本で過ごします。

香港を始めとするアジア諸国や米国も、日本のように年末年始の休みがありませんので、ちょっと気がひけますが、たまにはゆっくり休んでもいいでしょう・・・と、言いたいところですが、何せ町工場の社長業、年内は30日までちょこちょこと働いています・・・

弊社は、27日で仕事納めとなりました。

私からは恒例の来年に向けた経営方針を発表、O社員からは現在進行中の新規プロジェクトを発表、最後に小高莫大小の小高社長が制作してくれたDVDを鑑賞し、無礼講の忘年会へ。

来年の弊社テーマは、「起死回生」です。



2011年は今までの弊社の慣習や風習から「完全」に脱却し、新たな東京彫刻工業を作る意味合いが込められています。
全員参加型経営を目指し、新生東京彫刻工業を皆で作り上げます（何せ社長が不在ですから・・・）。

来年も益々行動していきます。
今年1年間ご苦労様でした！


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マイナス15度ですから寒いのは当然ですが、会社の中など室内では意外にも半袖だったり、シャツ1枚だったり、現地の人の対応力（？）というのか、肌感覚には、大変驚かされます。

一昨日、東部コネチカットから飛行機で約2時間、シカゴのオヘア空港まで飛んで、更に車で1時間半かけて、中西部ウィスコンシン州のミルウォーキーにやって来ました。

夜の到着なので外の景色は良く分かりませんが、広大な景色が広がっているのが分かります。

ミルウォーキーは、海みたいに巨大なミシガン湖に面している、ミニシカゴのような街で特にビールで有名な場所だそうです。流石にミシガン湖は車上から見る限り既に凍っていましたが・・・





さて、ミルウォーキーでは、アメリカの東京彫刻工業（弊社のことです）と思える刻印を生業としている同業会社とのミーティングでしたが、恐らく以前の弊社では、まず受入れて貰えなかったと思います。

私は以前から今回訪問した2社を知っていましたが、もちろん彼らは全く我々を知らなかったわけで、その時点で知名度の大きな差があります。

こうして、今回アメリカの同業2社とのミーティングが出来たのも、MarkinBOXという商品を持っていたからでこそ実現したわけで、昔ながらの技術だけでは、なかなか国を超えるということは難しかったでしょう。

それにしても、一昨日の夜に入って、今朝東京に帰るわけで、相変わらずハードなスケジュールであることは間違いありません。

今だからこそできるんでしょうね・・・

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日曜日から、再びアメリカに来ています。

前日に降った大雪で、経由したミネアポリスは、マイナス17度でした。

今回は、東部コネチカットと中部ミルウォーキーを廻り、金曜日に帰国します。

ところで、12日日曜日付けの朝日新聞朝刊に、弊社の取り組みが記事が掲載されました。

中国工場や海外展開などを中心した記事ですが、全国紙なので色々な方からご連絡を頂きました。

私は、飛行機の機内で記事を読ませて頂きましたが、早速隣座った中国系米国人に、見せてしまいました（もちろん初対面です・・・）。

また、深センテクノセンター進出企業の大先輩である久田香港有限公司さんの記事も掲載されています。

お時間のあるときに是非どうぞ！




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こちらも色々ありますよ・・・

昨日から、よく分かりませんが、人間関係がちょっとギクシャクしていまして、作業場が重い雰囲気に包まれていました。

何せ言葉がわからないので通訳さん頼みですから、本当のところは良く分かりません。

でもちょっとした些細な（と私が勝手に思っているだけですが・・・）わだかまりが残っていて、あの時は、あなたがこう言ったじゃない・・・いや、そのときはあなたこそこう言った・・・みたいなやり取りだと思うんです、それを引きずって一気にお互い爆発したんでしょうね。

皆で話す機会を設けました。でも結局平行線のまま、最終的には会社を辞めるだの、何だのとなりましたが、まあ逆に言葉が分からない分、雰囲気で察するしかありませんので、休憩して落ち着いてから会社に戻ってきなさい、そこで辞めるなり、残るなりしなさい、と指示を出したところ、2時間後戻って来たときには、まあギクシャクしながらも居残る・・・となったわけで、正直良かったのか、悪かったのかよくわかりませんが、私としてはいい勉強をさせてもらいました。

まあ、この手の話しは時間が解決すると思うので、あまり気にしていませんが、どこの国でも似たようなことはありますね、また一つ経験をしてしまいました！


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