東京彫刻工業株式会社 代表取締役 花輪 篤稔 の日記 | 経営者会報 (社長ブログ)
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2010年06月27日(日)更新
機械要素展では、お越し頂き有難うございました!
機械要素技術展にお越し頂きました皆様、誠に有難うございました。
今年は、展示会来場者も多く、そして弊社ブースも盛大なる活況で終わることができました。
新製品刻印機MarkinBOXへの反響も予想以上で、大きな手応えを感じています。
これからも、ご期待に応えるべく、改善、改良を継続的に続けていきますので、ご愛顧のほど宜しくお願いします。
数年前、ドッグイヤーと言われて久しいですが、今はそれ以上の変化に正直驚いています。
その変化の速さを対岸の火事として捉える事はできますが、経営者としては、常に勝機を意識し、攻めていかなければいけません。
これからが本番です。
私もわくわくしながら、時代の傍観者ではなく、当事者として走り抜きたいと思っています。
梅雨の日曜日にて
▼▼大正8年創業の老舗刻印メーカー 3代目代表取締役花輪篤稔▼▼
刻印、刻印機という特殊な業界で世界を目指し、職人共々と日々全力疾走中!
▼刻印・刻印機のことなら東京彫刻工業株式会社!
http://www.tokyo-chokoku.co.jp
▼弊社新製品「MarkinBOX」のご紹介
▼いろいろな刻印方法を動画でわかりやすく紹介しています
▼製品カテゴリー
今年は、展示会来場者も多く、そして弊社ブースも盛大なる活況で終わることができました。
新製品刻印機MarkinBOXへの反響も予想以上で、大きな手応えを感じています。
これからも、ご期待に応えるべく、改善、改良を継続的に続けていきますので、ご愛顧のほど宜しくお願いします。
数年前、ドッグイヤーと言われて久しいですが、今はそれ以上の変化に正直驚いています。
その変化の速さを対岸の火事として捉える事はできますが、経営者としては、常に勝機を意識し、攻めていかなければいけません。
これからが本番です。
私もわくわくしながら、時代の傍観者ではなく、当事者として走り抜きたいと思っています。
梅雨の日曜日にて
▼▼大正8年創業の老舗刻印メーカー 3代目代表取締役花輪篤稔▼▼
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2010年06月20日(日)更新
新たなる気持ちで
今日深センより帰国しましたが、今回は一橋大学の関教授率いる、りそな総研マスターコース御一行様、小高莫大小工業の小高社長を始めとする墨田の経営者皆様、総勢30名の方々が弊社工場に来られました。
流石に30名ともなると、弊社は小規模工場ですから大変なことになるわけで、何を見て頂こうか非常に悩みます。
然しながらあまり気負いせずに、ありのまま、つまり町工場でもやる気さえあれば海外進出ができるという事実を見てもらうしかないわけで、その経験やら今後の展開やらをお話させて頂きました。
結果、参考になったかどうかは定かではありませんが、何名の方からは、前向きに進出を考えるというお話も頂き、多少なりとも効果はあったようでほっとしています。
それにしても、OPTIROM石井会長始め、久田の久田社長、そして関先生、こういう方々と一緒に過ごせるということだけでも十分に刺激的です。
そしてスピード感ある大陸に身を置き、常に現状に満足することなく頭をフル回転させることが我々経営者にとっていかに重要か、今回も大変勉強になりました。
ローカル企業もエネルギー溢れている企業ばかりです。恐らく高度成長期の日本企業もそうだったように、今彼らは希望に満ち溢れています。
まだまだ我々も負けるわけには行きません。次のステップへ、決断と実行で前進していきます。
▼▼大正8年創業の老舗刻印メーカー 3代目代表取締役花輪篤稔▼▼
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流石に30名ともなると、弊社は小規模工場ですから大変なことになるわけで、何を見て頂こうか非常に悩みます。
然しながらあまり気負いせずに、ありのまま、つまり町工場でもやる気さえあれば海外進出ができるという事実を見てもらうしかないわけで、その経験やら今後の展開やらをお話させて頂きました。
結果、参考になったかどうかは定かではありませんが、何名の方からは、前向きに進出を考えるというお話も頂き、多少なりとも効果はあったようでほっとしています。
それにしても、OPTIROM石井会長始め、久田の久田社長、そして関先生、こういう方々と一緒に過ごせるということだけでも十分に刺激的です。
そしてスピード感ある大陸に身を置き、常に現状に満足することなく頭をフル回転させることが我々経営者にとっていかに重要か、今回も大変勉強になりました。
ローカル企業もエネルギー溢れている企業ばかりです。恐らく高度成長期の日本企業もそうだったように、今彼らは希望に満ち溢れています。
まだまだ我々も負けるわけには行きません。次のステップへ、決断と実行で前進していきます。
▼▼大正8年創業の老舗刻印メーカー 3代目代表取締役花輪篤稔▼▼
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2010年06月05日(土)更新
今回もいい出会いでした
先ほど深センから帰国、滞在2日間という短い滞在でしたが、大変有意義な2日間でした。
元日刊工業新聞記者、今はフリージャーナリストとしてご活躍されている松田さん、関西大学の准教授長谷川先生、日経BP社、日経トップリーダーの中澤さんが弊社工場にお見えになりました。
私自身、今回の出会いは大変勉強になりましたが、インタビュー後皆さんの共通した感想は、これまで進出したケースとは異なる進出形態で非常に楽しみであり、これからの可能性は十分にある、という類のことを仰ってくれました。
単純な性格ですから、素直に喜びましたが、こうした一言が大変嬉しいですね。
ますます、弊社のスローガンである「墨田から世界へ」を成功させなければと、気持ち新たにやる気がでます。
しかしながら、松田さんや長谷川先生などは、現在の若者の外国旅行離れや、中小企業の海外進出が非常に少ないことを嘆いておられたのも事実で、もう少し外に目を向けるべきだと。
私もそう思います。
特に私が学生の頃は、沢木耕太郎の「深夜特急」をバイブルに休みになれば(いや、休みではなくても)格安航空券を探してバックパックしていました。
それが今や、海外よりも国内です。決して悪いことではないと思いますが、若い頃のバリバリの感性時期に、小さくまとまってしまうのはどうももったいないように思えます。
若い世代はそのときしかできない、もっと活動的なことをするべきと思います。だからあらゆるチャンスを利用してどんどんレールから外れるべきだと思うのです。
今や昔と違いパスポートさえあればどこでも旅に出れる、日本のパスポートは強いですよ、どこの国でも殆ど問題なく通れます。もっと冒険してもいいんじゃないでしょうか。
それを「考え方の違い」で片付けてしまうのもどうかなとも思います。現に日本は縮小傾向にあるわけで、アジアにチャンスがあるのは誰がみても一目瞭然です。
現にここに未だに冒険しているのがいるんですからね。
▼▼大正8年創業の老舗刻印メーカー 3代目代表取締役花輪篤稔▼▼
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元日刊工業新聞記者、今はフリージャーナリストとしてご活躍されている松田さん、関西大学の准教授長谷川先生、日経BP社、日経トップリーダーの中澤さんが弊社工場にお見えになりました。
私自身、今回の出会いは大変勉強になりましたが、インタビュー後皆さんの共通した感想は、これまで進出したケースとは異なる進出形態で非常に楽しみであり、これからの可能性は十分にある、という類のことを仰ってくれました。
単純な性格ですから、素直に喜びましたが、こうした一言が大変嬉しいですね。
ますます、弊社のスローガンである「墨田から世界へ」を成功させなければと、気持ち新たにやる気がでます。
しかしながら、松田さんや長谷川先生などは、現在の若者の外国旅行離れや、中小企業の海外進出が非常に少ないことを嘆いておられたのも事実で、もう少し外に目を向けるべきだと。
私もそう思います。
特に私が学生の頃は、沢木耕太郎の「深夜特急」をバイブルに休みになれば(いや、休みではなくても)格安航空券を探してバックパックしていました。
それが今や、海外よりも国内です。決して悪いことではないと思いますが、若い頃のバリバリの感性時期に、小さくまとまってしまうのはどうももったいないように思えます。
若い世代はそのときしかできない、もっと活動的なことをするべきと思います。だからあらゆるチャンスを利用してどんどんレールから外れるべきだと思うのです。
今や昔と違いパスポートさえあればどこでも旅に出れる、日本のパスポートは強いですよ、どこの国でも殆ど問題なく通れます。もっと冒険してもいいんじゃないでしょうか。
それを「考え方の違い」で片付けてしまうのもどうかなとも思います。現に日本は縮小傾向にあるわけで、アジアにチャンスがあるのは誰がみても一目瞭然です。
現にここに未だに冒険しているのがいるんですからね。
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2010年06月01日(火)更新
江戸東京博物館にて
先日、江戸東京博物館に行ってきました。
実は江戸博(下町界隈ではこう呼ばれています)は、弊社の本社目の前にあるところでして、前々から気になっていた坂本龍馬展に行ってきたのです。
6月6日までなので、日本に居るタイミングを見計らって先日行ってきたのですが、やはり大変人気、館内も若い人からシニアの方まで人だらけ。その人の多さには閉口しましたが、なんとか展示物を遠くからでも眺めてきました。
そんな中、私が目を惹いたものは、一つの日本刀でした。
恐らく、龍馬が使っていたであろう、その刀は、今でも指を触れただけでも切れそうな、凄味を十分に醸し出していました。
私がその刀に興味を持ったのは、刀に刻まれていた文字「吉行」。
職業柄でしょうか、200年程度?も前に刻印された(厳密にはタガネ処理)文字が堂々とその風格を支えているように思えたのです。
もちろん、刻印(タガネ)は、その製品が何者であるか、というトレーサビリティという意味では重要ですが、やはりこのような代物となると、刻印そのものが第1級品になるわけで、そんな刀を目の当たりにすると、真の目指すところはここにあるのではないかと、思うほどです。
まあ、そうなると人間国宝でもなければ、到達できない領域ですが、どうやって我々がそういうものを創造していけるかは、考えても面白いかなとは思います。
それにしても、1800年代半ば、当時にして藩を捨て、世界を見た男たちとは全く以って比べ物になりませんが、畏れながら言わせて頂くと「墨田から世界へ」をキーワードにしている弊社とちょっと重ねて見てしまうのは、私だけ・・・そうですね、どう考えても私だけです。
▼▼大正8年創業の老舗刻印メーカー 3代目代表取締役花輪篤稔▼▼
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実は江戸博(下町界隈ではこう呼ばれています)は、弊社の本社目の前にあるところでして、前々から気になっていた坂本龍馬展に行ってきたのです。
6月6日までなので、日本に居るタイミングを見計らって先日行ってきたのですが、やはり大変人気、館内も若い人からシニアの方まで人だらけ。その人の多さには閉口しましたが、なんとか展示物を遠くからでも眺めてきました。
そんな中、私が目を惹いたものは、一つの日本刀でした。
恐らく、龍馬が使っていたであろう、その刀は、今でも指を触れただけでも切れそうな、凄味を十分に醸し出していました。
私がその刀に興味を持ったのは、刀に刻まれていた文字「吉行」。
職業柄でしょうか、200年程度?も前に刻印された(厳密にはタガネ処理)文字が堂々とその風格を支えているように思えたのです。
もちろん、刻印(タガネ)は、その製品が何者であるか、というトレーサビリティという意味では重要ですが、やはりこのような代物となると、刻印そのものが第1級品になるわけで、そんな刀を目の当たりにすると、真の目指すところはここにあるのではないかと、思うほどです。
まあ、そうなると人間国宝でもなければ、到達できない領域ですが、どうやって我々がそういうものを創造していけるかは、考えても面白いかなとは思います。
それにしても、1800年代半ば、当時にして藩を捨て、世界を見た男たちとは全く以って比べ物になりませんが、畏れながら言わせて頂くと「墨田から世界へ」をキーワードにしている弊社とちょっと重ねて見てしまうのは、私だけ・・・そうですね、どう考えても私だけです。
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2010年05月27日(木)更新
立て続けの来客
ここ立て続けに、来客がありました。
お一人は、朝日新聞の経済記者Nさん。一昨日の朝礼に参加して頂きました。
東京大学応援団部出身、近隣に響き渡るエールを最後にして頂きました。
そしてNさんがこんなことをお話ししてくれました。
「これまで大手の社長さんたちの取材を続けてきて、中小企業なんか目もくれなかった。しかしここ2年ほど、町工場を廻っていて、いかに日本のモノづくりは町工場で支えられているのかを改めて実感している。皆さん誇りをもって頑張って欲しい・・・」ということです。
Nさんの思いは、決して体裁を見繕っているわけではなく、本心だと思います。
日々、日本全国の中小企業の現場を渡り歩き、私たち中小企業にエールを送っ
てくれています。
こういう方がいらっしゃるだけでも、私たち町工場にとっては大きな支えだと思います。
最近思うのは、今が一番中小企業にとって面白い時代だと思っています。
なぜなら、定説が崩壊している以上、有利なのは、時代の流れに小回りに動ける中小企業だと思うのです。
あとは行動できるかどうかだからです。
そして昨日、高校、大学からの親友のK。
彼は、現在家業を継いで、フィリピンのマニラに住んでいます。産まれも育ちもマニラなので、帰国子女として高校から日本に移ってきました。
フィリピンで水産加工業を営んでいますが、最近精力的にアジア圏で商売を進めています。マニラで日本食などを扱う高級食品スーパーを始めたり、シンガポールのショッピングモールで低価格な鉄板焼店をオープンさせたりと、なかなか頑張っています。
ここ最近は1年に1度、帰国してくる程度ですが、帰国した際は、仲間同士で集まります。
彼もこんな話をしてくれました。
「日本人の気遣いは、他国の人には真似出来ない。これは日本人として産まれた時から、家庭や教育現場で自然と身につけている。この気遣いや思いやりが、日本の財産で、日本のモノづくりは決して廃れることはない。なぜなら、モノづくりの原点は、気遣いがなければできないからだ。」
なるほど、外から客観的に日本や日本人を見れる人は、見る目線が違うなと痛感しました。
以前、私が本ブログでも書いた、これからの日本に必要なものは、和風的感覚を持ったサービスと同じようなことを言ったわけです。
なかなか面白い時代に入ってきましたね。
あとは行動できるかどうか、そう、やる人は、結局やるのです。
▼▼大正8年創業の老舗刻印メーカー 3代目代表取締役花輪篤稔▼▼
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お一人は、朝日新聞の経済記者Nさん。一昨日の朝礼に参加して頂きました。
東京大学応援団部出身、近隣に響き渡るエールを最後にして頂きました。
そしてNさんがこんなことをお話ししてくれました。
「これまで大手の社長さんたちの取材を続けてきて、中小企業なんか目もくれなかった。しかしここ2年ほど、町工場を廻っていて、いかに日本のモノづくりは町工場で支えられているのかを改めて実感している。皆さん誇りをもって頑張って欲しい・・・」ということです。
Nさんの思いは、決して体裁を見繕っているわけではなく、本心だと思います。
日々、日本全国の中小企業の現場を渡り歩き、私たち中小企業にエールを送っ
てくれています。
こういう方がいらっしゃるだけでも、私たち町工場にとっては大きな支えだと思います。
最近思うのは、今が一番中小企業にとって面白い時代だと思っています。
なぜなら、定説が崩壊している以上、有利なのは、時代の流れに小回りに動ける中小企業だと思うのです。
あとは行動できるかどうかだからです。
そして昨日、高校、大学からの親友のK。
彼は、現在家業を継いで、フィリピンのマニラに住んでいます。産まれも育ちもマニラなので、帰国子女として高校から日本に移ってきました。
フィリピンで水産加工業を営んでいますが、最近精力的にアジア圏で商売を進めています。マニラで日本食などを扱う高級食品スーパーを始めたり、シンガポールのショッピングモールで低価格な鉄板焼店をオープンさせたりと、なかなか頑張っています。
ここ最近は1年に1度、帰国してくる程度ですが、帰国した際は、仲間同士で集まります。
彼もこんな話をしてくれました。
「日本人の気遣いは、他国の人には真似出来ない。これは日本人として産まれた時から、家庭や教育現場で自然と身につけている。この気遣いや思いやりが、日本の財産で、日本のモノづくりは決して廃れることはない。なぜなら、モノづくりの原点は、気遣いがなければできないからだ。」
なるほど、外から客観的に日本や日本人を見れる人は、見る目線が違うなと痛感しました。
以前、私が本ブログでも書いた、これからの日本に必要なものは、和風的感覚を持ったサービスと同じようなことを言ったわけです。
なかなか面白い時代に入ってきましたね。
あとは行動できるかどうか、そう、やる人は、結局やるのです。
▼▼大正8年創業の老舗刻印メーカー 3代目代表取締役花輪篤稔▼▼
刻印、刻印機という特殊な業界で世界を目指し、職人共々と日々全力疾走中!
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2010年05月18日(火)更新
中国工場もそろそろ半年が過ぎようとしています
香港、深センはもう夏、湿度は真夏に比べればまだまだですが、既に30度は超えています。
弊社中国工場も、少ない人数ながら何とか無事に廻っています。
といっても最近、アジア各国を周っているせいか、深センの滞在が2~3日となってしまうのが少々物足りなさを感じています。
生産現場は今どうなっているのか、ワーカーさんたちは上手くやっているだろうか、テクノセンターの他の企業さんの状況はどうだろうか、やはり現場で感じ取る雰囲気を大事にしたいと思うので、その手の「感じ取り」が後手に回っているのが否めません。
中小企業の社長は、本当に何でもしなければなりません。特にその手の「嗅覚」は他人任せででは駄目だと思っています。
だから忙しい筈ですよね。
あとは色々な角度から考え、分析し(大してテクニカルなことはできませんが・・・)、自分で決断する、この繰り返しだと思います。
弊社にとって中国工場が、今後重要な位置になることは間違いないと思います。その為にも、今から準備し、間違いのない方向に持っていかなければなりません。
そろそろ半年が過ぎようとしています。準備期間を脱しないといけない時に差し掛かりました。
そろそろ次なるステージへの決断のときです。
▼▼大正8年創業の老舗刻印メーカー 3代目代表取締役花輪篤稔▼▼
刻印、刻印機という特殊な業界で世界を目指し、職人共々と日々全力疾走中!
▼刻印・刻印機のことなら東京彫刻工業株式会社!
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弊社中国工場も、少ない人数ながら何とか無事に廻っています。
といっても最近、アジア各国を周っているせいか、深センの滞在が2~3日となってしまうのが少々物足りなさを感じています。
生産現場は今どうなっているのか、ワーカーさんたちは上手くやっているだろうか、テクノセンターの他の企業さんの状況はどうだろうか、やはり現場で感じ取る雰囲気を大事にしたいと思うので、その手の「感じ取り」が後手に回っているのが否めません。
中小企業の社長は、本当に何でもしなければなりません。特にその手の「嗅覚」は他人任せででは駄目だと思っています。
だから忙しい筈ですよね。
あとは色々な角度から考え、分析し(大してテクニカルなことはできませんが・・・)、自分で決断する、この繰り返しだと思います。
弊社にとって中国工場が、今後重要な位置になることは間違いないと思います。その為にも、今から準備し、間違いのない方向に持っていかなければなりません。
そろそろ半年が過ぎようとしています。準備期間を脱しないといけない時に差し掛かりました。
そろそろ次なるステージへの決断のときです。
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2010年05月14日(金)更新
久しぶりの韓国
先週の日曜日から、2泊3日で韓国に行って来ました。
弊社新製品、MarkinBOXのデモに行って来たのですが、韓国も一昔前のイメージと大分違っていて、今やサムソン、現代を始め、勢いのある国ですから、何となく雰囲気が違いますね。
未だに現代やKIAなどの国産車は多いですが、LEXUSやプリウスなども意外と多く、日本車の比率が増えてきているのを感じましたし、訪れた企業は、50名位の欧米製品代理業でしたが、営業マンやサービスマンまで片言ではありますが英語を話します。
グローバリゼーションは、日本よりも進んでいるように思えます。そういえば、香港でもいまや韓国製品は強いですね。
それでも、3Sという意味では、まだ日本の方が上かもしれません。その訪問した企業の現場は、お世辞にも整理整頓清掃が決して行き届いているとは言えませんでした。
やはり日本のこれからの輸出品は「和風的なサービス」です。その基幹は3S、5Sですし、なによりも「おもてなし」の国ですから、これからも日本の特技を忘れてはいけません。
でも、本当にうかうかしていると、日本は忘れ去られてしまうのではないか、と思うぐらい最近のアジア諸国の勢いは凄いですね・・・。
▼▼大正8年創業の老舗刻印メーカー 3代目代表取締役花輪篤稔▼▼
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弊社新製品、MarkinBOXのデモに行って来たのですが、韓国も一昔前のイメージと大分違っていて、今やサムソン、現代を始め、勢いのある国ですから、何となく雰囲気が違いますね。
未だに現代やKIAなどの国産車は多いですが、LEXUSやプリウスなども意外と多く、日本車の比率が増えてきているのを感じましたし、訪れた企業は、50名位の欧米製品代理業でしたが、営業マンやサービスマンまで片言ではありますが英語を話します。
グローバリゼーションは、日本よりも進んでいるように思えます。そういえば、香港でもいまや韓国製品は強いですね。
それでも、3Sという意味では、まだ日本の方が上かもしれません。その訪問した企業の現場は、お世辞にも整理整頓清掃が決して行き届いているとは言えませんでした。
やはり日本のこれからの輸出品は「和風的なサービス」です。その基幹は3S、5Sですし、なによりも「おもてなし」の国ですから、これからも日本の特技を忘れてはいけません。
でも、本当にうかうかしていると、日本は忘れ去られてしまうのではないか、と思うぐらい最近のアジア諸国の勢いは凄いですね・・・。
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刻印、刻印機という特殊な業界で世界を目指し、職人共々と日々全力疾走中!
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2010年05月05日(水)更新
「継続は効果あり」
弊社は、5月1日が期首となります。
創業は1919年ですが、法人化は1957年なので、5月1日で54期目となります。
毎年ゴールデンウィーク前に、今年度の目標や方針を社内プレゼンするのですが、今年度のテーマは・・・「定説は崩れた」です。
このテーマの内容はさておき、昨年度前半は弊社も非常に悪かった、そして昨年度の数字を基に、過去との比較を行っていくと、見えてくるものがありました。
やはり、日頃の原価管理は大変重要で、日々の収支や製品別の収支などエクセル程度ではありますが、データとして集積していくと意味のあるものになっていきます。
継続は力なり・・・改めて痛感します。
細かい作業にも関わらず、日々入力してもらっている業務課の皆さん、有難うございます。
さて5月から始まる、弊社の導入制度を一つご紹介します。
4月から、「No残業デー」を導入し、毎週水曜日と金曜日は、定時で帰ることを定めました。
これは、「効率」ということを大テーマに、日頃ダラダラと仕事をしてしまっていないか?あまりデッドラインを考えずに仕事していないか?その負の連鎖を断ち切るための、No残業です。いずれは、毎日へと移行させたいと思っていますが、とりあえず週二日と決めました。
そして、新年度からは、「ガンバルタイム」を弊社でも導入します。トリンプインターナショナルの吉越前社長の事例は有名ですが、10:00~12:00までの2時間、「集中力」を意識して効率を図ります。
・無駄話なし
・電話なし
・立ち歩かない
・もちろん禁煙
・外出なし
・会議なし
デスクもしく作業場で集中して自分の仕事をすることを目指します。
これも上手くいけば、毎日へと移行したいとは思いますが、とりあえずやってみることですね。
とは言え、お客様商売ですからなかなか思い通りにはいかないと思いますが、徐々に浸透していくことを目標に、一歩づつ進んでいきたいと思っています。
何せ、「継続は効果あり」ですから。
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創業は1919年ですが、法人化は1957年なので、5月1日で54期目となります。
毎年ゴールデンウィーク前に、今年度の目標や方針を社内プレゼンするのですが、今年度のテーマは・・・「定説は崩れた」です。
このテーマの内容はさておき、昨年度前半は弊社も非常に悪かった、そして昨年度の数字を基に、過去との比較を行っていくと、見えてくるものがありました。
やはり、日頃の原価管理は大変重要で、日々の収支や製品別の収支などエクセル程度ではありますが、データとして集積していくと意味のあるものになっていきます。
継続は力なり・・・改めて痛感します。
細かい作業にも関わらず、日々入力してもらっている業務課の皆さん、有難うございます。
さて5月から始まる、弊社の導入制度を一つご紹介します。
4月から、「No残業デー」を導入し、毎週水曜日と金曜日は、定時で帰ることを定めました。
これは、「効率」ということを大テーマに、日頃ダラダラと仕事をしてしまっていないか?あまりデッドラインを考えずに仕事していないか?その負の連鎖を断ち切るための、No残業です。いずれは、毎日へと移行させたいと思っていますが、とりあえず週二日と決めました。
そして、新年度からは、「ガンバルタイム」を弊社でも導入します。トリンプインターナショナルの吉越前社長の事例は有名ですが、10:00~12:00までの2時間、「集中力」を意識して効率を図ります。
・無駄話なし
・電話なし
・立ち歩かない
・もちろん禁煙
・外出なし
・会議なし
デスクもしく作業場で集中して自分の仕事をすることを目指します。
これも上手くいけば、毎日へと移行したいとは思いますが、とりあえずやってみることですね。
とは言え、お客様商売ですからなかなか思い通りにはいかないと思いますが、徐々に浸透していくことを目標に、一歩づつ進んでいきたいと思っています。
何せ、「継続は効果あり」ですから。
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2010年04月26日(月)更新
「良いことはする」という考え方
最近、ある人から言われています。
「良いことはするように」と。
何だか当たり前のような話ですが、その人に言わせると、
「良いことをするのではなく、良いことはするように」ということです。
???
つまり、良いことをしようと思って探してみてもなかなか見つからないし探すものでもない、然しながら、いつも通りの普段の生活の中で、必ず躊躇したり、選択しなければいけない場合がある、そのときは良いことをしなさい、ということです。
なるほど、例えば毎日掃除をしていると、このゴミは拾わなくてもいいか、という場合があったりします。一瞬でも躊躇するということは、何かしら考えているわけで、その選択思考回路になったときは必ず良いことを選びなさい、ということだと私は理解しています。
この考えは、実に分かりやすいと私は思いますし、明快ですね。
ただ、人によって良いことが違う・・・という言い分はあるかもしれませんが、それは同じ人間ですし同じ日本人、共通の常識で考えるというものでしょう。
これをいざ会社の中に取り入れてみると、「良いこと=進歩すること」などのように置き換えてみる、どんな些細なことでもいいから、「まあいいか今まで通りで」となったら何も産まれないし、変わらないでしょう。
つまり選択思考回路に入ったら面倒くさがらずに、「進歩することはやるように」という風に考えていけば、比較的容易に一歩前にでることができるかも知れません。
全てはトレーニングです。「良いことはする」ということを心がけていけば、家庭でも職場でも、気持ちよく過ごせるかもしれません。
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「良いことはするように」と。
何だか当たり前のような話ですが、その人に言わせると、
「良いことをするのではなく、良いことはするように」ということです。
???
つまり、良いことをしようと思って探してみてもなかなか見つからないし探すものでもない、然しながら、いつも通りの普段の生活の中で、必ず躊躇したり、選択しなければいけない場合がある、そのときは良いことをしなさい、ということです。
なるほど、例えば毎日掃除をしていると、このゴミは拾わなくてもいいか、という場合があったりします。一瞬でも躊躇するということは、何かしら考えているわけで、その選択思考回路になったときは必ず良いことを選びなさい、ということだと私は理解しています。
この考えは、実に分かりやすいと私は思いますし、明快ですね。
ただ、人によって良いことが違う・・・という言い分はあるかもしれませんが、それは同じ人間ですし同じ日本人、共通の常識で考えるというものでしょう。
これをいざ会社の中に取り入れてみると、「良いこと=進歩すること」などのように置き換えてみる、どんな些細なことでもいいから、「まあいいか今まで通りで」となったら何も産まれないし、変わらないでしょう。
つまり選択思考回路に入ったら面倒くさがらずに、「進歩することはやるように」という風に考えていけば、比較的容易に一歩前にでることができるかも知れません。
全てはトレーニングです。「良いことはする」ということを心がけていけば、家庭でも職場でも、気持ちよく過ごせるかもしれません。
▼▼大正8年創業の老舗刻印メーカー 3代目代表取締役花輪篤稔▼▼
刻印、刻印機という特殊な業界で世界を目指し、職人共々と日々全力疾走中!
▼刻印・刻印機のことなら東京彫刻工業株式会社!
http://www.tokyo-chokoku.co.jp
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2010年04月18日(日)更新
10年振りのバンコク
香港からシンガポールに飛び、更にタイに来ています。
特にタイ、バンコクは現在非常事態地域ですから、どうなるかと思いましたが、意外にもあっさりと入国でき、事なきを得た感じです。
今、タイは長い休みのようで、名物でもあるような大渋滞には一切巻き込まれることなく、逆に静か過ぎるのが情勢を反映しているようにも見受けられました。
バンコク市内にある代理店の事務所には、念のために行かずに、宿泊するホテルに器材一式持ち込み、テレビ台からテレビを降ろしそこをテーブルとして、またベッドを椅子として、ホテルの部屋で一通りの説明やら打ち合わせを行いました。確かにこんなことは始めての経験ではあります。
朝から、夕方まで部屋に籠もり、大人3人で刻印機をいじっているわけですから、怪しいことは怪しいですね。
とは言え仕事も無事に終わり、夜には市内のレストランへ行ってきましたが、意外にもデモが行われているとは思えないほど、平穏な雰囲気で、いつも通りに人々が生活しているようには見えました。
そのレストランには、バンコクの今時の若者が多く、中には合コンみたいことをしているグループもいて、デモとは大違いの雰囲気に、なんとも言えない複雑な思いでした。
方や政治を語り、方や時勢下でも自由な生活をしている、それが同時刻の同場所で起こっている、これも時代なのでしょうね。
私はあくまでも一外国人に過ぎないわけで、何も言える立場ではありませんが、タイという国も大きく変わり始めています。
10年振りに訪れたタイは、市内を走る車からも想像つくように、生活レベルが断然上がっています。今やどこの国でもBlack Berryにi phoneですし、Mercedes やLexusが普通に走っている。舗装された高速走路は、走りやすく、タクシーもエアコンが効いている。10年前とは大違いです。
なるほど、これが経済成長なんですね、日本の高度成長を目の当たりにできなかった世代としては、今のアジアが日本の数十年前なんだと思います。
そう思うと、アジア市場は当然ながら魅力的です。これは大企業に限ったことではありません。今や弊社のような中小企業も、臆することなくどんどん進むべきだと思います。
では、我が日本は今後どうすればよいのか、そこが重要です。
環境問題や少子化問題など、いずれこのアジアの地域にも降りかかってくるであろう諸問題を最先端経験国として積極的に解決し、新たな道標を創造しなければいけません。
やはり、日本は常に先端を走るべきです。
何でNo.2では駄目なんですか?という愚問が象徴しているように、日本は挑戦という世界からなんとなく外れていこうとしています。
「ゆとり」、も非常に大事とは思いますが、アジアでは常に先端を走り続ける国にしていかないと、日本の将来は明るくないはずです。
これから、シンガポールに戻ります。
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特にタイ、バンコクは現在非常事態地域ですから、どうなるかと思いましたが、意外にもあっさりと入国でき、事なきを得た感じです。
今、タイは長い休みのようで、名物でもあるような大渋滞には一切巻き込まれることなく、逆に静か過ぎるのが情勢を反映しているようにも見受けられました。
バンコク市内にある代理店の事務所には、念のために行かずに、宿泊するホテルに器材一式持ち込み、テレビ台からテレビを降ろしそこをテーブルとして、またベッドを椅子として、ホテルの部屋で一通りの説明やら打ち合わせを行いました。確かにこんなことは始めての経験ではあります。
朝から、夕方まで部屋に籠もり、大人3人で刻印機をいじっているわけですから、怪しいことは怪しいですね。
とは言え仕事も無事に終わり、夜には市内のレストランへ行ってきましたが、意外にもデモが行われているとは思えないほど、平穏な雰囲気で、いつも通りに人々が生活しているようには見えました。
そのレストランには、バンコクの今時の若者が多く、中には合コンみたいことをしているグループもいて、デモとは大違いの雰囲気に、なんとも言えない複雑な思いでした。
方や政治を語り、方や時勢下でも自由な生活をしている、それが同時刻の同場所で起こっている、これも時代なのでしょうね。
私はあくまでも一外国人に過ぎないわけで、何も言える立場ではありませんが、タイという国も大きく変わり始めています。
10年振りに訪れたタイは、市内を走る車からも想像つくように、生活レベルが断然上がっています。今やどこの国でもBlack Berryにi phoneですし、Mercedes やLexusが普通に走っている。舗装された高速走路は、走りやすく、タクシーもエアコンが効いている。10年前とは大違いです。
なるほど、これが経済成長なんですね、日本の高度成長を目の当たりにできなかった世代としては、今のアジアが日本の数十年前なんだと思います。
そう思うと、アジア市場は当然ながら魅力的です。これは大企業に限ったことではありません。今や弊社のような中小企業も、臆することなくどんどん進むべきだと思います。
では、我が日本は今後どうすればよいのか、そこが重要です。
環境問題や少子化問題など、いずれこのアジアの地域にも降りかかってくるであろう諸問題を最先端経験国として積極的に解決し、新たな道標を創造しなければいけません。
やはり、日本は常に先端を走るべきです。
何でNo.2では駄目なんですか?という愚問が象徴しているように、日本は挑戦という世界からなんとなく外れていこうとしています。
「ゆとり」、も非常に大事とは思いますが、アジアでは常に先端を走り続ける国にしていかないと、日本の将来は明るくないはずです。
これから、シンガポールに戻ります。
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