東京彫刻工業株式会社 代表取締役 花輪 篤稔 の日記 | 経営者会報 (社長ブログ)
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2009年11月14日(土)更新
印象
できました。
一橋大学の関先生の著書にも登場してくる、マノ精工さんの林社長さんです。
マノ精工さんも 深圳テクノセンターに進出されていまして(MKI香港有限公
司)、MKIの久保工場長様から突然御電話を頂き、林社長が来ているから食事
でもどうですか、という大変有難いお誘いを受けました。
初めてお会いした印象は、想像通りの方でした。やはり色々御苦労されてきた
経験から醸し出る余裕さや女性社長ならではの繊細さを感じます。何気ない一
言や、着飾らない言葉に逆に重みを感じます。
印象というのはとても大事です。でもそれは一朝一夕のものではなく、これま
での経験や歩んできた結果、内面から溢れるものであり、本物のオーラに繋が
るのだと思います。香港の師匠I会長も、数年前東京のマノ精工さんで講演さ
れたと聞いています。
いつもながら、こうして色々繋がっていくことに大変嬉しく思うと同時に、い
つかは自分も諸先輩方のように次期の方たちに何か繋げないといけないと思う
次第です。そのステージは、やはり日々の努力の賜物でしょうね。
まだまだ遠し・・・
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▼▼大正8年創業の老舗刻印メーカー 3代目代表取締役花輪篤稔▼▼
刻印、刻印機という特殊な業界で世界を目指し、職人共々と日々全力疾走中!
2009年11月12日(木)更新
社長が不在でも・・・
は始めてです。
先日、ある人から社長が会社に居ないのもどうかと思うけど・・・と言われま
した。
11月から中国での本格的生産に入り、いよいよ立ち上げ時期が始まりまし
た。特に異国での立ち上げですから思ったように行かないことも日常茶飯事、
もちろん言葉の壁もあります。
そう、いっそのこと、「XXさん、中国立ち上げ任せたよ、よろしく」と言っ
て、誰かに任せても良かったかもしれません。
そうすれば先に述べたように、社長が会社に・・・なんてことは言われずに済
んだのかも知れません。私ごとではありますが3人目の子供もまだ2ヶ月足ら
ずで、正直家庭も犠牲にしていると思います。
しかしながら、私はこちらの立ち上げに全面的に入ることを自ら選びました。
中国進出の言い出しっぺで、決めたのは自分だということもありますが、それ
よりも当社のような小さな町工場にとっては中国進出は一大プロジェクトで
す、それを社長自ら出ずに、誰が出てそして誰が責任を取れるのでしょうか。
特に立ち上げのような大事な時は社長が率先してリスクをとるべきだと私は思
います。当社のような小さな会社の場合、社長始め社員全員で多能工であるべ
きです。そして上手く流れが出来れば、その後はきちんと任せれば良いので
す。要はやり方、任せ方次第だと思います。
だから、いいんです、社長が会社に居なくても。不在でも回る仕組み作りが重
要なのだと思います。そうでなければ、社長は一歩踏み出せなくなります。
当社は今、同時に色々な中核事業が動いている状態です。だからこそ、皆が自
分の立ち位置を確認し、自ら率先して動くことが求められています。それが出
来ると信じているから新たな挑戦を始められるのです。
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2009年11月06日(金)更新
深センから愛を込めて・・・Vol.XX
今回は、中国工場赴任者のSさんと一緒に来ました。Sさんはこれまで営業畑
でしたが、深セン赴任から工場長として頑張って頂きます。
私は今回、23日までの滞在です。やらなければいけない事が溜まっており、
1日も無駄にできない、そんな気持ちです。
今日まで、品質管理のYさんが3週間ほど滞在していましたが、バトンタッチ
で明日帰国します。ご苦労様でした。ちょっと痩せた様なそんな気がしました。
こちらに来ると、直ぐ痩せられると、師匠であるI会長がいつも冗談交じりに
仰っていましたが、その通りかもしれませんね・・・
私も先月10日間ほどでしたが、家内に痩せたと言われました。
ところで、先月から変ったことがあります。それは社内でSkypeを導入し、
毎朝こちらから日本の朝礼に参加できたり、実際にモノを見せながら話せたり
できることです。これは大きいですね。無料ということで経費では大きく削減
できますし、またコミュニケーション能力でも大きく異なります。気付くのが
遅いと言われるかもしれませんが、より世界が近くなった、そんな感じです。
さあ、頑張りましょう!
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2009年10月29日(木)更新
経営に王道なし
先週末から今週にかけては特にです。
昨年来からの不景気で当社もご他聞に漏れずその波をバサッと受けてきました。
そしてこの数ヶ月、空いてしまった時間を利用して、教育体制を整えたり、
技能検定を受検したり、社外教育の講師にきて頂き1ヶ月間ほど指導を受けたり、
外注の内製化を図ったりと、内部強化を整えてきたつもりです。社員さんも、
こういう時期に今やるべきことを理解していると思っていました。
いつかまた忙しくなったときのために・・・
そして序所にではありますが、細かな仕事が増え、慌しくなり始めてきた矢先、
現場としてはいよいよその訓練してきた成果を発揮するときがきたわけです。
そう、準備は万全!
・・・と思っていたのはどうやら私だけだったようです。
残念ながら、私からみれば前と何も変わっていない現場がそこにはありました。
悲しいかな、やる前からできない、パニックだ、外注に出して欲しい・・・
など全く去年と変わらない姿を目の当りにしたのです。
なんだこれは?
全く恥ずかしい御話しですが、この数日間、私は朝礼で真剣に怒り続けました。
こんなに皆に憤りの感情を抱いたのは初めてというぐらいの思いでした。
情けない・・・結局人間は変われないのか、そんな思いでした。
売上が減っていても、昨年と同じように経費だけは使っている、外注にも依頼
している・・・。
しかし、これは彼らだけの問題ではありません。私を含めた経営陣の責任だと
思います。やはりもっと深耕しないといけないと悟りました。
更なる実践、実行、そして伝えたいことは、思っている以上に伝わらないこと、
やはり地道な繰返しが必要なのです。経営に王道はありません。
今回も大変勉強になりました。
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2009年10月13日(火)更新
深センテクノセンター
昨日は、通訳兼事務員さんを採用し、今日はワーカーさんを1名紹介して頂き
ました。まさにゼロからのスタートで、立上げとは、こういうものかと大変良
い経験をさせてもらっています。日本では先代からの事業の継承でしたが、今
はまさに異国での新規立上げ、何から何まで初めての経験です。
それにしても、もう少し中国語を勉強しておけば良かったな、と今更ながら後
悔しています。思い立ったが吉日、まさにその通りです。
再見!
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2009年10月01日(木)更新
後期技能検定申込み
前回の痛い教訓(受付9時からですが、9時半頃いったら整理券190番越え、4
時間位待たされたと言う経験です)を受けて朝7時ごろに会場に行きました!
上位3番には入るだろうと思いきや、どこにでも、上には上がいるものです、
既に10人位並んでいました・・・残念。
それでも、9時10分頃には申し込みが終りましたから、学習能力身について
ます!後期受検の社員さん、あとは任せましたよ!
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2009年09月28日(月)更新
経営者会報別冊に掲載されました
先日、日本実業出版社の酒井編集長と大西さんがお見えになり、取材を受けた
訳ですが、私には到底相応しくない内容の取材で、一時はどうなるかと思いま
したが、さすが編集者、やはりプロですね・・・
御時間のある方は、是非御一読下さい。
最後に酒井編集長様、大西様、有難う御座いました。

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2009年09月24日(木)更新
ISO維持審査を終えて
移行審査も含まれ、特に品質管理室のY室長は、この日の為に勉強会やら資料
作成やらと前々から、頑張って頂きました。
しかし残念ながらマイナー不適合を2ヶ出してしまいました。是正対策を至急
考えて提出しなければいけませんが、正直良いきっかけになったと私は思って
おります。
先日お伝えした不良の件もそうですが、見かけだけのその場凌ぎの対策ではも
う対処できない、ということの表れなのではないでしょうか。当然、経営者始
め幹部や社員、つまり全員が真剣に考えなければいけない時期にさしかかって
いると思うのです。
経営者は、社員を信頼して仕事を任せること、そうしなければ社員も育ちませ
んし新たな事業展開も出来ません、しかし任せた後の確認仕事をしていたかど
うか、私はそこが弱かったのかもしれません。任せたら任せっきりになってい
なかったか、もちろん細かく指示、確認するのもどうかと思いますが、節目節
目のハードルを自ら作り、確認事項を行うことを怠っていたのではないのか、
そう思うのです。
やはり、良いことばかりではないようです。色々なことが起こります。でもそ
れは偶然ではなく、全ては必然だと思うのです。その為にも素直に今を見つ
め、これは何の合図なのか、どんな意味があるのか、きちんと理解し改善して
いかないといけませんね。
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2009年09月20日(日)更新
築城3年落城3日
て行いました。16時頃には、中国から帰国した製造部長も、成田から直行で
駆けつけました。
お恥ずかしい御話しですが、前日に不良を出し、その恒久的な対策を関係者及
び社内の有志で集まって答えを導き出すよう指示した為です。
今回の不良には直接関係のない有志二人も参加してくれたことは正直嬉しかっ
たです。
「すいませんでした」「もう二度と不良を出しません」・・・
その言葉は聞き過ぎました。精神論ではなく、なぜこうなったのか、どうすれ
ば防げるのか、その改善は持続的に可能であるのか、問題となる核を見つけ改
善しなければ決して不良は無くなりません。そのために当社も含めてですが、
ISOを導入したり、業務の簡素化を図ったりしているわけですが、正直、どこ
まで現場レベルまで浸透しているのか見えないわけで、結果このような事態に
なってしまうわけです。やはりシステマティックなやり方は現場で作り込んで
行かなければ意味はないのだ、ということです。つまり、自ら考え、実行して
いかなければ、いくら上司が吠えたところで変わらないわけです。
当社の場合、残念ながら不良を出した結果、このような場を設けることになっ
てしまいました。お客様に、原因と対策をきちんと文書で説明し理解を頂いた
上で、実作業内で恒久的な改善になっているのか見極めていかないといけませ
ん。マイナスからプラスに変えるということは、謝るということだけではない
のです。同じ不良を二度と出さない対策をきちんと説明し、実行し、認めても
らうしかありません。「築城3年落城3日」 再度肝に銘じましょう。
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2009年09月14日(月)更新
やっと解放されました・・・
「ものづくり中小企業製品開発等支援補助金」の最終申請が今日終りました。
最終申請日が今日だったのですが、出来の悪い私は、今日の今日までかかって
しまい、何とかギリギリ受理されました・・・
先週、喜び勇んで申請に行くと、四捨五入と掛け捨ての計算が合わないとかで
1円の違いでNG・・・何とも脱力してしまうダメ出しを食らい、再度今日に
なって申請、ようやく受理されました。これで社長としての御役目を果たした
わけで、後は結果を受け実施するのみとなりました。
今まで余り手の付けられなかった仕事をようやく出来ると思うと、解放感
たっぷりです。あ~良かった。
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